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レジ待ちのない「ローソンスマホペイ」、18年度中に100店舗へ導入

ローソンが、客がスマートフォンを使ってセルフ決済できる「ローソンスマホペイ」を2018年度内に100店舗へ導入すると発表した。大都市圏を中心に9月以降順次展開予定。

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 ローソンは8月24日、商品バーコードを客がスマートフォンのカメラで読み取ることで店内のどこでも決済できる「ローソンスマホペイ」(以下、スマホペイ)を、2018年度内に100店舗に導入すると発表した。9月以降、大都市圏を中心に順次展開する。

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「ローソンスマホペイ」の決済イメージ

 スマホペイにはローソンの公式アプリ(iOS/Android、無料)を使用する。客は購入する商品のバーコードをスマホのカメラで読み取り、アプリ上で決済。決済後に表示されるQRコードを店頭の読み取り機にかざせばいい。アプリに電子レシートを表示することも可能だ。

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利用方法

 ローソンではレジの混雑解消や店員の業務負担軽減を目指し、4月から都内の3店舗でスマホペイの実証実験を実施。朝(午前7〜9時)には約3割、昼(午前11時〜正午)には約4割の客がスマホペイを利用し、混雑時にスマホペイを利用した場合、入店から退店までかかる時間は約1分と、レジで決済する場合の約4分の1になったという。スマホペイの導入後、万引きなどによる商品ロスの発生は少ないことも分かった。

 現在スマホペイを導入しているのは晴海トリトンスクエア店、TOC大崎店、ローソンゲートシティ大崎店の3店。9月中旬にはフジテレビ店、10月上旬にはJEBL秋葉原スクエア店など、大都市圏の店舗を中心に順次導入するとしている。

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現在の導入店舗と今後の予定

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