カタログスペックを見ただけでは判別しにくい部分だが、ビジネスの生産性を支える優れたユーザビリティにも着目したい。
キーボードは日本メーカーらしい自然なキー配列に加えて、約19mmというフルサイズのキーピッチ、約1.2mmのキーストロークを確保した打ちやすい作りだ。また、液晶ディスプレイを開いたときにキーボードに自然な傾斜が生まれ、机との段差を最小限とする構造を採用。机を実質的なアームレストとして使えるようにし、疲れにくく快適にタイピングできるよう工夫している。
キーボードは静音性も高い。会議や打ち合わせ中、あるいは飛行機や新幹線の中でノートPCを広げて使う場合、大きなタイピング音は周囲に不快な思いをさせてしまう可能性があるが、小さなタイピング音であれば周囲に気を遣うストレスを減らせるだろう。
また暗所でキートップの文字を光らせるキーボードバックライトの内蔵により、薄暗い場所や消灯した部屋でも普段と同じようにキーボードを見ながら入力できるのも気が利いている。
いつでもどこでも安心して作業できるようにハードウェアレベルでキーボードの品質を高めていることは、ビジネスを円滑に進める一助になるだろう。
長期利用での耐久性にも配慮しており、キートップにはフッ素含有UV硬化塗装を採用することで、汚れや指紋が付きにくく、摩耗による文字消えや皮脂によるテカりも発生しにくくなっている。
キーボードの手前には、2ボタン式のタッチパッドを装備する。最近はボタンをタッチパッドに一体化したクリックパッドも増えているが、左右のボタンが独立していることで確実に押し込めるので、操作ミスが起こりにくい。タッチパッドはキーボードのホームポジション直下に配置されているので、タイピング中でも大きく手を動かすことなく、効率的に入力作業が可能だ。
VAIO Pro PBは画面の品質にもこだわっている。13.3型ワイドサイズで1920×1080ピクセル(フルHD)表示に対応した液晶ディスプレイは、上下左右とも広い視野角を確保し、斜めから見てもコントラストや色味の変化が少ないので、顧客に画面を見せながら話すようなシーンでも困ることがない。
また、表面は光沢のないアンチグレア仕様のため、照明の多いオフィス内でも外光が強い屋外でも画面への映り込みが少なく、モバイルシーンで高い視認性を確保できる。
ビジネス利用に欠かせないセキュリティもしっかり完備している。
前述した暗号化機能付きSSDを選べる他、BIOS(UEFI)セットアップでは、起動時(パワーオンパスワード)だけでなく、SSDへのアクセス時(ハードディスク・パスワード)、ネットワークを用いた休止状態・スタンバイ状態からの起動時(Wake On Lan)というように、各種パスワードが設定可能だ。USBやSDメモリーカードスロットの無効化にも対応しており、これらポートやスロットからのデータの盗難も防げる。
強固な保護が行えるセキュリティチップ(Windows 7ではTPM 1.2、Windows 10ではTPM 2.0)の内蔵も選択できる。このチップが暗号化機能の暗号鍵をハードウェアで発行・管理するため、ハードウェア暗号化鍵を持たないPCからアクセスできないように設定可能だ。つまり、PCを分解してストレージから直接データを抜き取るような盗難も防止できる。
モバイルノートPCは日常的に携帯して利用するだけに、ボディーに衝撃や振動が伝わる場面が多く、信頼性や耐久性も重要な要素だ。VAIO Pro PBは、故障による管理・保守コスト増やダウンタイムによる生産性低下を抑えるため、これらの点にも注力して作られている。
開発段階において、高さ90cmからの落下、150kgfの加圧振動、液晶ディスプレイのペンはさみなど、実際のビジネスシーンで発生しやすいトラブルを想定した厳しい品質試験(耐久テスト)をクリアして製品化されているのだ。
こうした試験はユーザーが同様の行為を行っても故障しないことを保証するものではないが、具体的な情報が公開されているのは安心感があり、機種選定時のチェックポイントとしても分かりやすい。
最後に画面サイズが同じVAIO Pro PGとの簡単な比較表を掲載した。
最新のVAIO Pro PGは、VAIO Pro PBよりハイスペックな構成、より強固なセキュリティ環境の構築が可能な他、LTEモデルも選べるのが特徴で、いつでもどこでも最上級のパフォーマンスを期待できる。「時間と場所を選ばない働き方」というニーズに対して、より高度に、より先進的に対応できる。Windows 10世代のノートPCとしては、最初に検討すべき機種だ。
一方、このVAIO Pro PBは、モビリティ、パフォーマンス、セキュリティといったビジネスモバイルPCに求められる要素がいずれも高い水準にあり、テレワークをはじめとする働き方改革にも対応できるが、やはりWindows 7とWindows 10の両方で運用できることが最大のメリットだ。価格がVAIO Pro PGより抑えられており、まだWindows 7が現役で稼働している企業にとってはリーズナブルかつ即戦力の機種と言える。
Windows 7の延長サポート期限は2020年1月、つまりWindows 10移行へのタイムリミットまで約2年ある。「当面はWindows 7を使いつつ、準備を整えてからWindows 10へ移行したい」「Windows 10を段階的に検証・試験導入しているが、まだ現場ではWindows 7搭載PCを求められている」といった事情がある企業には、VAIO Pro PBが現状の最適解になり得る。
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