ボディーカラーを一新して印象を大きく変えた──「dynabook Qosmio T750」:2011年PC春モデル
東芝独自の映像エンジン“SpursEngine”を採用するdynabook Qosmio T750は、CPUとHDDのスペックも強化した。
ボディカラーをシャイニーオーシャンに一新
2011年春モデルで登場するdynabook Qosmio T750は「T750/T8B」の1機種になる。出荷開始は1月下旬の予定で、実売価格は18万円台半ばになる見込みだ。
新しいdynabook Qosmio T750では、天面の塗装に、東レの「PICASUSテクノロジー」をベースとした、新しい加飾技術を世界で初めて導入した。この技術は、金属を使わずにメタリックな質感を再現できるほか、“防指紋コーティング”を施して、天面に指紋の跡がつかないようにできるのが特徴だ。なお、ボディカラーは、従来のシャイニーレッドからシャイニーオーシャンに変更された。
ハードウェアスペックは、2010年10月に発表された従来モデルとほぼ同様だが、CPUをCore i5-480M(2.66GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大2.93GHz)に強化し、HDDの容量を750Gバイトに増やした。チップセットはIntel HM55 Expressで、システムメモリは標準構成でDDR3-1066を4Gバイト実装。東芝独自の映像専用エンジン“SpursEngine”も従来モデルと同様に搭載する。ネットワークは1000BASE-Tまで対応する有線LANとIEEE802.11b/g/n準拠の無線LANが利用できる。
本体に搭載するインタフェースは、USB 2.0×4(このうち1基はeSATA兼用)、ブリッジメディアスロット、HDMI出力など。光学ドライブにBlu-ray Discドライブを内蔵するが、搭載する15.6型ワイド液晶ディスプレイの解像度は1366×768ドットにとどまる。また、地上デジタル対応テレビチューナーを内蔵し、harman/kardon監修のステレオスピーカーをボディに組み込む。内蔵するWebカメラを利用して離れた場所にいるユーザーの動きを検知してPCを操作する「ジェスチャーコントロール」機能にも対応する。
本体サイズは、387.6(幅)×266.8(奥行き)×29.1〜34.8(高さ)ミリ、重さは約3.0キロ。OSはWindows 7 Home Premiumを導入し、初期設定時に32ビット版と64ビット版を選択できる。プリインストールアプリケーションとして、「Microsoft Office Home and Business 2010」や「Adobe Premiere Elements 8」、そして、Evernoteを利用したネットワークストレージのファイル共有に対応する「Bulletin Board」などを用意する。
dynabook Qosmio T750店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売価格 |
dynabook Qosmio T750 | T750/T8B(1色) | 2スピンドルノート | CPU、HDD強化 | Core i5-480M (2.66GHz/ 最大2.93GHz) | 4GB (DDR3) | 750GB | 64ビット版/32ビット版7 Home Premium | 18万円台半ば |
dynabook Qosmio T750店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
dynabook Qosmio T750 | T750/T8B(1色) | 15.6型ワイド | 1366×768 | Intel HM55 | Blu-ray Disc | CPU統合 (& SpursEngine) | 地デジ/ Office Home and Business 2010 | 約3.0キロ |
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