相変わらず薄くて軽い──「dynabook R631」:2012年PC春モデル
東芝は、2月10日にdynabook R631の新モデルを発表した。Ultrabookコンセプトの薄いボディとシステム構成はそのままに、新しいユーティリティを導入している。
- dynabook 2012年春モデル第2弾全体の概要はこちら→23型REGZA PC、Ultrabookなど──東芝「dynabook」シリーズ新モデル第2弾
Webカメラを利用した機能を強化
dynabook R631は、インテルが提唱するUltrabookコンセプトを反映した薄型軽量ノートPCとして、2011年9月に発表された(出荷は2011年11月から)。2012年春モデルとして今回登場する「dynabook R631/28E」は、従来店頭モデルとハードウェア構成は共通する。ボディサイズは、約316.0(幅)×227.0(奥行き)×8.3〜15.9(厚さ)ミリ、重さは約1.12キロになる。13.3型液晶ディスプレイを搭載して解像度は1366×768ドットだ。
CPUは、デュアルコアでTDP 17ワットのCore i5-2467M(1.6GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大2.3GHz、3次キャッシュメモリ容量3Mバイト)で、チップセットにはIntel HM65 Expressを採用。システムメモリはDDR3-1333を4Gバイト(2Gバイト×2基)を載せる。グラフィックス機能はCPUに統合したIntel HD Graphics 3000を利用する。データストレージは、容量128GバイトのSSDだ。以上の構成で、バッテリー駆動時間は約9時間となる。
キーボードはバックライトを内蔵するアイソレーションタイプを採用し、キーピッチは19ミリ、キーストロークは1.2ミリを確保する。本体に搭載するインタフェースには、SDメモリーカードスロット、USB 3.0、2基のUSB 2.0、1000BASE-Tまで対応する有線LAN、そして、HDMI出力を用意する。無線接続では、IEEE 802.11 b/g/nに準拠する無線LANとWiMAXを標準構成で利用できる。また、インテルのワイヤレス映像転送技術「Intel Wireless Display」(Intel WiDi)にも対応する。
OSは64ビット版 Windows 7 Home Premium Service Pack 1。標準構成で導入するソフトウェアには、「Microsoft Office Home and Business 2010」(Service Pack 1適用)や東芝オリジナルの「東芝高速スタート」「東芝ピークシフトコントロール」のほか、内蔵するWebカメラを利用して手の動きでPCを操作する「ハンドジェスチャリモコン」と顔認証機能をもつ「TOSHIBA Face Recognition」、そして、音声でPCを操作する「てぶらナビ」を用意した。
出荷開始は2月下旬で、実売予想価格は14万円前後になる見込みだ。
dynabook R631店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD/SSD | OS | 実売価格 |
dynabook R631 | R631/28E | Ultrabook | ソフトウェア追加 | Core i5-2647M (1.6GHz/ 最大2.3GHz) | 4GB (DDR3) | 128GB SSD | 64ビット版7 Home Premium (SP1) | 14万円台前後 |
dynabook R631店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
dynabook R631 | R631/28E | 13.3型ワイド | 1366×768 | Intel HM65 | ─ | CPU統合 | ─ / Office Home and Business 2010 | 約1.12キロ |
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