2015年に編集部が最も注目したデスクトップPC:2015年PC USER「ベストチョイス」
今年発売された製品の中からジャンル別に注目製品を選ぶアワード企画。デスクトップPC部門の「ベストチョイス」は“オトナのためのPC”だ。
デスクトップPC部門はサイコムの「Premium-Line」
2015年に発売された製品の中から、編集部が注目した一品を取り上げるアワード企画。デスクトップPC部門の“ベストチョイス”として選ばれたのは、サイコムが立ち上げた新ブランド「Premium-Line」シリーズ第一弾として登場した「X99FD」だ。
オトナのためのぜいたくなPC
Premium-Lineは、北欧のPCパーツメーカーであるFractal Designと、ツボを抑えたパーツ選定で定評のあるBTOメーカーのサイコムが共同で開発した新モデルだ。
基本システムにIntel X99を採用するプレミアムフラッグシップモデル(税込み22万6140円から)のスペックを見れば分かる通り、ゲームからクリエイティブワークまで幅広い用途で活躍できる申し分のない性能を備えているが、同モデルはこれまでサイコムが得意としてきたエンスージアスト/ヘビーゲーマー向け製品というよりも、「性能だけでなく上質なモノが欲しい」と考える人のためのPCである。
外観はゲーミングPCにありがちなパフォーマンスを誇示する尖ったデザインではなく、落ち着いた内装の書斎に置いても違和感なく溶け込むシンプルな白。サイドパネルを開くと、白と黒で統一された高品質なパーツ群が美しく並ぶ。Fractal Design製ケース「Define R5」と水冷システムによる高い静音性もポイントで、抜群の性能を約束しつつも、ゲーミングPCとは一線を画す、どこか高級車のような“オトナの余裕”を感じさせる製品に仕上がっている。
サイコムでプロダクトマネージャーを務める山田氏は、Premium-Lineブランドを立ち上げる際に、「消耗品ではない、最初から長く使うことを前提にしたPCを目指した」と語っており、標準保証を1年ではなく2年に設定。さらに保証期間内であればオーバーホールを無償で受けられるほか、グラフィックスカードをはじめとするパーツのアップグレードにもセンドバックで対応する手厚いサポートを用意している。
最高峰の性能と高い静音性、シンプルで上質なデザイン、ただ売って終わりではなくユーザーと長く付き合っていくことを前提にした誠実なモノ作りという点を評価して、Premium-LineをデスクトップPC部門のベストチョイスに選出した。
製品名 | メーカー |
---|---|
MDV-GZ7550X | マウスコンピューター |
HP ENVY 750-180jp/CT | 日本ヒューレット・パッカード |
Radiant GZ2500Z170 | サイコム |
21.5インチiMac 4K Retina | アップル |
Endeavor MR7400 | エプソンダイレクト |
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
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