5万円台スト5PCを作る――テスト結果から見えてきた必要十分なパフォーマンス【ベンチマーク編】:お手軽ゲーミングPCの道(1/6 ページ)
IntelのeSportsトーナメント「Intel World Open」(2021年に延期)に採用されたゲームタイトル「ストリートファイターV」。これを満喫できるPCを作り、その過程をお届けする本連載。今回は、さまざまなテストでスト5PCの実力をチェックした。
対戦格闘ゲームのPC版「ストリートファイターV」を、最高画質でストレスなく楽しめる5万円台の自作PC(以下、5万円台スト5PC)を作る本連載。今回は、ベンチマークテストで初号機のパフォーマンスをチェックする。
連載:5万円台スト5PCを作る
この「5万円台スト5PCを作る」連載は、そもそも、インテルが2020年5月に開催予定としていた「ストリートファイターVの世界大会」(Intel World Open)をにらんでのものだった。ところが4月10日、公式サイトに2021年への開催延期が発表されてしまった。
この大会に向けてPCを作り、そして参戦という野望はついえてしまったが、関心度が高いテーマのようでありがたいことにそこそこ読んでいただけているようだ。また、PC USER編集部の意向もあって、この連載はしばらく続けられるとのことで、タイトルはそのままに「ストリートファイターV」に主軸を置きつつ、「実践的な格安ゲーミング自作PC活用術」的な話題を引き続きお届けできたら、と考えている。
それと報告を1つ。先月、“IT散財系”のYouTuberことdrikinさんと、「5万円台スト5PC」連載とほぼ同コンセプトの「7万円台で動画編集PCを作る」をテーマにしたコラボYouTubeライブを行った。
ライブ視聴者は約2500人、総再生回数は7.5万回に迫る勢いでかなりの盛況ぶりだった。このライブの前後でRyzen 5がけっこう売れたようである。多少なりとも経済に貢献できたことをうれしく思う(笑)。
なお、このYouTubeコラボで「5万円台」ではなく「7万円台」となっているのは、drikinさんが動画編集では「メインメモリは32GBが欲しい」「GPUのグラフィックスメモリは8GBが欲しい」と主張したことから、若干のスペックアップが行われたためだ。上の動画の「組み立て編」では、前々回と前回で取り扱った、「FuzeDriveを用いたハイブリッドストレージ構築」の組み方を実演しているところもあるので、参考にしていただきたい。
さて、今回は定番ベンチマークソフトなどを用いて、この5万円台スト5PCの実効パフォーマンスを見ていこう。
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