「GPT-6.1 Sol」登場 「一部Astra並み」性能をコスト5分の1で提供 先代モデルからわずか1週間で公開
「GPT‑6 Astra」に迫る性能を5分の1の料金で提供――米OpenAIは9月29日(現地時間)、こんな新モデル「GPT‑6.1 Sol」を発表した。先代モデル「GPT‑6 Sol」の発表からわずか1週間でのアップデートで、コーディングやコンピュータ操作など幅広いタスクで性能向上したという。
OpenAIは、GPT‑6 Astraが引き続き同社における最高性能のモデルとしつつも、重要な業務をより頻繁にこなしたいユーザーや、アプリケーションを大規模に構築・運用するAPIユーザーにはGPT‑6.1 Solが適しているとした。
コーディング性能を測るベンチマークテスト「DeepSWE v1.1」やPDF文書の読み取り性能を測る「GDP.pdf」では、タスク当たりコスト5分の1でGPT‑6 Astraと同等の性能を達成。
また、複数ステップのワークフロー実行性能を測る「AutomationBench」では思考量「中」のGPT‑6.1 Solが約3分の1のコストで米Anthropicの「Claude Opus 5.5」を上回ったとしている。コンピュータ操作能力を測る「OSWorld 2.0」では、タスク当たりコスト約7分の1でGPT‑6 Astraのスコアとの差を2.1ポイントまで縮めたという。
安全性への懸念から、OpenAIが10月に投入予定の最先端モデル「GPT‑6.1 Astra」の発表を見送ったと米The Wall Street Journalや米Reutersなどが報じている。OpenAIは今回の発表で、同社のアラインメント評価において、GPT‑6.1 SolはGPT‑6 Solから大幅に改善し、GPT‑6 Astraに近づいているとしている。
GPT‑6.1 Solは発表同日から、「ChatGPT」の「Plus」「Pro」「Business」「Enterprise」「Edu」プランの全てのユーザーが「ChatGPT Work」と「Codex」で利用可能。現時点では「Chat」で利用できない。
開発者向けにAPIでも提供する。料金は100 万トークン当たり入力が2ドル、キャッシュ済み入力が0.10ドル、出力が10ドル。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
Google「Gemini」新サービスで「Claude」利用可能に 他モデルも今後追加予定
-
2
人手不足だからAIを使いたい、でも導入できる人がいない 中小企業“一人情シス”の葛藤
-
3
ChatGPT、ついに音声ファイルに対応 文字起こしや要約などが可能に 有料ユーザー向け
-
4
人間より「PC作業がうまい」AI機能がリリース OpenAI「Dots」が変えるデバイスの未来
-
5
OpenAI、安全性研究者3人を解雇 本人らは「安全性を優先したため」と主張、同社は「機密情報の扱いに関する規定違反」と説明
-
6
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
7
Amazon、「Fire」に代わる新タブレット「Amazon Alexa Tablet」発表 「Amazonキッズタブレット」は日本でも発売へ
-
8
“クールジャパン機構の二の舞”か? 2兆円支援のラピダス、2ナノ半導体工場あっても拭えぬ「顧客不在」の懸念
-
9
Googleが「Gemini 4 Argon」発表 “10カ月の沈黙”を破り、AI開発競争の首位奪還へ
-
10
年俸2800万円でも争奪戦 ウォール街で求人18倍、「FDE」の需要が跳ね上がる皮肉な理由
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR