ソフトバンクG、保有する全てのNVIDIA株を売却　約9000億円で

» 2025年11月11日 16時55分公開

[ITmedia]

　ソフトバンクグループは11月11日、同社が保有する全ての米NVIDIAの株式を、58億3000万米ドル（8978億2000万円、1ドル154円換算）で売却したと発表した。同日に公開した2026年3月期第2四半期までの連結決算（25年4月1日～9月30日）短信で明かした。

ソフトバンクG、保有する全てのNVIDIA株を売却（出典：決算短信、以下同）

　なお、ソフトバンクグループの2026年3月期第2四半期までの連結決算は、売上が3兆7368億4300万円（前年同期比7.7％増）、税引前利益が3兆6863億8200万円（同152.3％増）、純利益が2兆9240億6600万円（同190.9％増）だった。

ソフトバンクグループの2026年3月期第2四半期までの連結決算

ソフトバンク、国産LLM「Sarashina」のAPIサービス開始　法人向けに28日から
ソフトバンクと同社傘下でAIの研究開発を手掛けるSB Intuitionsは、大規模言語モデル（LLM）「Sarashina mini」のAPIサービス「Sarashina API」を始めると発表した。
ソフトバンクとSamsung、「AI-RAN」で協業　6Gに向け共同研究
ソフトバンクは10月24日、AIを活用して無線アクセスネットワーク（RAN）を高度化する「AI for RAN」の研究で、韓国Samsung Electronicsと協業すると発表した。
ソフトバンクのAI基盤と理研の量子コンピュータを接続　ハイブリッドプラットフォームを事業化へ
ソフトバンクと理化学研究所は、ソフトバンクのAI計算基盤と理研の量子コンピュータの相互接続を10月に開始すると発表した。
ソフトバンク×電通、「コピーライティング特化型AI」開発へ　日本語LLM「Sarashina」活用
ソフトバンクと電通は、日本語の広告コピーを生成する「日本語コピーライティング特化型生成AI」の開発に向け、共同研究を始めた。
ソフトバンク、AIエージェント向け「ファイアウォール」開発　異なる企業ポリシー間でも安全な通信可能に
ソフトバンクは、AIエージェントが連携する際のセキュリティを強化する「Agent Firewall」（エージェント・ファイアウォール、仮称）のプロトタイプを開発したと発表した。