ニュース
LINEヤフー、広告サービスに画像生成AI機能 拡張生成で素材のアスペクト比を変更可能に
LINEヤフーが、広告サービス「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」の顧客向け管理ツールに、画像生成AIを活用した新機能を追加したと発表した。AIに画像素材を拡張・余白部分を生成させ、後からアスペクト比を変更可能に。これにより、広告主による広告作成の負担を減らすという。
LINEヤフーは1月21日、広告サービス「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」の顧客向け管理ツールに、画像生成AIを活用した新機能を追加したと発表した。AIに画像素材を拡張・余白部分を生成させ、後からアスペクト比を変更可能に。これにより、広告主による広告作成の負担を減らすという。
対象は広告枠に合わせて表示形式や掲載面が変わる「レスポンシブ広告」とバナー広告。レスポンシブ広告の場合はアスペクト比1:1、1.91:1、バナー広告の場合は1:1、16:9、6:5、1:2の素材を作成もしくは同様のサイズに加工する際のみ、新機能を利用できる。
広告主であれば利用料は無料だが、使える回数は1アカウントにつき月30回まで。機能の開発には米OpenAIと米GoogleのAPIを活用した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「コロプラは画像生成AIを導入します」公表の背景は 同社の意図と実用のいま、CIOに聞いた
コロプラはどんな判断で画像生成AI導入の公表に至ったのか。そして同社による画像生成AI活用の現状とは。菅井健太CIOに直接疑問を投げかけたところ、「ゲーム作り×画像生成AI」の可能性が見えてきた。
野田クリスタル&「もじぴったん」生みの親に聞く“ゲーム作りと生成AI” クリエイターとしてどう向き合う?
野田クリスタルさんとパズルゲーム「ことばのパズル もじぴったん」の生みの親である面白法人カヤックの後藤裕之さんに、生成AIへの向き合い方について聞く。
米国「中国にはAIチップを輸出規制」→テンセントら中国AI企業は回避 “4つの回避法”とは?
米カリフォルニア大学バークレー校に所属する研究者らは、中国のAI企業が米国の半導体輸出規制を回避して最先端のAIモデルを開発している実態を、テンセントの事例を中心に技術的・制度的な観点から分析した研究報告を発表した。
画像生成AI「Stable Diffusion」に最新版「3.5」 全3モデル、商用利用も認める
英Stability AIは、画像生成AI「Stable Diffusion 3.5」を公開した。
