どちらの人型ロボットが“より自然に”走れるのか――米Teslaとロボット開発企業の米Figure AIが、このようなアピールを繰り広げている。
川崎重工業は、人型ロボットの最新モデル「Kaleido 9」を公開した。イベント「2025国際ロボット展」では、災害現場などを想定したデモンストレーションも披露した。
12月3日から東京ビッグサイトで開催中のロボット展示会「国際ロボット展」で、キケンな香りのするとあるロボットが来場者の注目を集めていた。そのロボットは右手に大きなツメ、左手にチェーンソーを備え、人々を高所から見下ろしていた。 まるで「シザーハンズ」な外見のロボット、果たしてその正体は……?
ネコ型配膳ロボット「BellaBot」で知られる中国Pudu Roboticsが、“イヌ型”をうたう産業用4足歩行ロボット「PUDU D5」を発表した。悪天候下や不整地での巡回点検や配送補助といった用途での利用を見込む。同日から東京ビッグサイトで開催中のロボット展示会「国際ロボット展」で実機を展示した他、階段を上り下りするデモも披露した。
川崎重工業は、人が乗れる四足歩行ロボ「CORLEO」(コルレオ)の本格開発に着手したと発表した。2035年の製品化を目指す。
NTTとNTTドコモビジネスは、ロボットの制御システムなどを開発するMujin(東京都江東区)と資本業務提携を締結したと発表した。
産業用ロボット大手のファナックは、米NVIDIAと協業すると発表した。ファナックのロボットをNVIDIAが提供する仮想空間サービス上で疑似的に動かし、そのデータをAIモデルの学習などに利用できるようにする。
ソフトバンクは、物理法則を理解するロボット向けのAIモデル「フィジカルAI」の社会実装に向け、産業用ロボット大手の安川電機と協業を始めたと発表した。
眼前の風景をカメラで撮影。その景色でAIに読み込ませ、俳句として表現し、その講評まで行う──AI・ロボット技術の研究開発を手掛けるForcesteed Roboticsが、こんな機能を持ったロボットをロボット展示会「2025国際ロボット展で展示する。
ディズニーのテーマパークのアトラクションなどを開発する米Walt Disney Imagineeringは、アニメ映画「アナと雪の女王」に登場する雪だるまのキャラクター「オラフ」を模したロボットを発表した。
EdgeTech+ 2025:東芝情報システムは、「EdgeTech+ 2025」において、組み込み機器向け量子インスパイアード技術の参考展示を行った。
米新興企業Sundayは、家庭向け雑務代行ロボット「Memo」を発表した。Sundayは、Google DeepMindやTelsaなどの出身者が設立。Memoの開発には、実家庭で収集した1000万件の行動データを学習に利用した。まず50世帯を対象としたβプログラムを開始する。
Google DeepMindは、汎用AIエージェント「SIMA 2」の研究プレビューを公開した。Geminiを統合し、単なる指示実行者から思考・対話・自己改善が可能なゲームコンパニオンに進化した。訓練未対応のゲームでも汎化性能が向上し、AGIに向けた一歩と位置づけている。
ロボットイベントレポート:INSOL-HIGHが東京都内でヒューマノイドロボットの未来戦略を議論するミートアップイベント「Humanoid Robot×Japan's Future Meet UP」を開催。ヒューマノイドロボットの社会実装を加速する「フィジカルデータ生成センター」構想などについて説明した。
中国のEVメーカー小鵬汽車は、人型ロボット「IRON」の新モデル2体が、動きをシンクロさせて歩く動画を公開した。
タミヤは球体型のロボットを作れる「ローリングロボット工作セット」を発売する。2つの半球形のホイールを回転させて移動し、リモコンによる遠隔操作に対応する。価格は4950円。
中国のEVメーカーである小鵬汽車(シャオペン)が公開した人型ロボット「IRON」の新型モデルが注目を集めている。同モデルが滑らかに歩く姿に、SNS上では「中に人いる?」などの声が続出。これを受け、小鵬汽車は同モデルの“中身”を見せる動画を公開した。
米サンフランシスコで住民に愛されていた看板猫が、米アルファベット傘下のWaymoが運行する自動運転タクシーにはねられて死んだ。この事故をきっかけに住民は巨大テック企業に対する反発を強めている。
ロボット開発クローズアップ:アイリスオーヤマがハードウェア/ソフトウェアともに完全内製化した法人向け集じん清掃ロボット「JILBY」を発表。完全子会社のシンクロボがソフトウェアを開発し、ハードウェアはアイリスオーヤマの大連工場で製造する。
山善は、物流倉庫における人型ロボット導入の実証実験の様子を公開した。デモンストレーションでは、人型ロボットがぬいぐるみをピックアップする姿を披露した。
ロボット開発企業である米1Xは、家庭用人型ロボット「NEO」の販売を始めた。
日本科学未来館は10月25日と26日に、AIやロボティクスに関する実証実験を来館者が体験できるイベント「未来をつくるラボ Open Day」を開催する。イベント展示では、ロボットを遠隔操作する体験などができる。
ロボット企業の中国Unitree Roboticsは、人型ロボット「Unitree H2」を発表した。同社の人型ロボとして知られる「G1」と異なり、人間の顔を模した頭部が付いている。
ロボット開発ニュース:アステラス製薬と安川電機が共同出資するセラファ・バイオサイエンスが、ロボットとAIを活用して細胞医療製品の研究開発からGMP製造までを可能にする次世代細胞製造プラットフォームの事業展開について説明した。
人型ロボットの背中からドローンが飛び立つ――米カリフォルニア工科大学とアラブ首長国連邦の研究施設「TII」による研究チームは、このような動画を公開した。
人工知能ニュース:日立製作所はフィジカルAIを中心とした同社のAI戦略アップデートの方向性について説明。フィジカルAIの適用を自社内で先行的に進めることで「世界トップのフィジカルAIの使い手」を目指す。
ロボット開発企業の米Figureは、人型ロボット「Figure 03」を発表した。従来モデル「Figure 02」の後継に当たり、各性能を強化。家庭での利用を想定し、安全性にも注力した。量産向けに設計しており、今後4年間で10万台の生産を目指す。
ロボット開発クローズアップ:京都ヒューマノイドアソシエーション(KyoHA)が一般社団法人化を果たし、新たな参画企業を迎え入れるなど活動を拡大している。ヒューマノイドのベースモデルの完成は2026年春ごろ、災害対応型/研究用モデルの公開は同年末を予定している。
ロボットイベントレポート:GMOインターネットグループ(以下、GMO)が東京都内でAIとロボティクスをテーマとするイベントを開催。同社 代表取締役 グループ代表の熊谷正寿氏は「生成AIとロボティクスは人類史上最大の技術革命」と訴え、ヒューマノイドに注力する方針を示した。
米Teslaは、同社の人型ロボット「Optimus」がカンフーアクションする動画を公開した。SF映画「トロン」シリーズの最新作「トロン:アレス」のワールドプレミア(米国ロサンゼルス)の会場で、パンチやキックを繰り出している。
米NVIDIAが推進する「フィジカルAI」。その仕組みや実現への課題、今、注目されている理由などを、AI開発企業Laboro.AI代表の椎橋徹夫氏に聞いた。
GMOインターネットグループが開発した、熊谷正寿代表を模した人型ロボット「ヒューマノイド 熊谷正寿」。同ロボットの仕組みなどを同社に聞いた。
セブン‐イレブン・ジャパンは、2029年中に人型ロボットを店舗に導入する方針を発表した。ロボット開発企業のテレイグジスタンスと協力する。
米Googleは、ロボット向けのAIモデル「Gemini Robotics 1.5」と「Gemini Robotics-ER 1.5」を発表した。複雑な手順が必要なタスクに対し、自律的にタスクを分解してロボットを駆動できるという。
GMOインターネットグループは、熊谷正寿代表を模した人型ロボット「ヒューマノイド 熊谷正寿」を開発したと発表した。
中国ロボット企業Unitree Roboticsは、人型ロボット「G1」に、動作時の体勢の安定性を高める機能「反重力」モードを追加したと発表した。同日に公開したデモ動画では、人に蹴り倒されたUnitree G1が、素早く立ち上がる姿などを確認できる。
そのビジュアルがXで大きく話題になった4本腕の人型ロボット「HL-ZERO」。腕の数や神秘的な雰囲気には、しっかりとした意図があるという。
ロボット制御システムの開発などを手掛けるアスラテックは、4本腕の人型ロボット「HL-ZERO」を開発したと発表した。身長は約4mで、空気で膨らむ外装を金属の骨組みで動かす仕組みを採用。大阪・関西万博で公開予定。