2025年も終わりに近づいています。思えば今年は生成AI関連の話題で盛りだくさんの1年。AI関連のニュースを追いかけるITmedia AI+編集部も大忙しでした。
本連載ではそんな激動の1年間と、止まらないニュースに翻弄され続けた編集部の様子を4コマ漫画化。編集部員をモチーフにしたキャラクターを通して、2025年の生成AIニュースを、全12回のカウントダウン形式で振り返ります(※漫画化に当たり、出来事の時系列を前後して描写している場合があります)
3月は米NVIDIAの年次イベント、芥川賞作家が「95%AIで書いた」とする小説の発表、スタートアップ・Sakana.aiのAIが書いた論文の査読通過など、1~2月に続いて話題に事欠かない年でした。中でも特に注目を浴びたのは「中国製AI・ロボット」、そして「ジブリフィケーション」でしょうか。
前者については、中国Unitreeの人型ロボットが回し蹴りや側宙を披露する映像が話題に。さらに、中国のスタートアップが公開したAIエージェント「Manus」の性能も注目を集めました。
後者のジブリフィケーションとは、ChatGPTにGPT-4oベースの画像生成機能が搭載されたことをきっかけに広がった、AIでさまざまな画像をジブリ風に生成・変換する行為のこと。登場当初は面白がられましたが、広がるにつれ権利侵害の可能性を指摘したり、嫌悪感を示したりする人も続出。4月の出来事になりますが、衆議院内閣委員会でジブリフィケーションを巡る答弁が行われるまでに至りました。
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