「個人情報をAIに入力していると誤解されかねない編集に困惑」――東小金井小児神経・脳神経内科クリニックは、こんな声明を公式サイトで発表した。同病院を巡っては、患者の情報を入力するだけで自動でカルテを作れる「AIカルテ」を導入したとして、東京メトロポリタンテレビジョンが報道。映像内のAIの利用法に問題があるのではとの指摘があり、物議を醸していた。
AIスタートアップのSpiralAIは、“人間らしい”コミュニケーションができるLLM「Geppetto」(ゼペット)を開発した。
AIスタートアップのSpiralAIは、AIキャラクターと会話できるスマートフォンアプリ「HAPPY RAT」をリリースした。サービス開始にあわせ、声優の梶裕貴さんとのコラボレーションを実施。梶さんはリリースイベントに登壇し、AI活用への思いを語った。
米UCLAや米MITに所属する研究者らは、AIエージェントだけのSNSを作り、どういった振る舞いをするのかを観察した研究報告を発表した。
サイバーエージェントは、AI研究者向けの技術研修資料を無料公開した。研究者のためのPythonコーディング上のテクニックや、VSCodeのおすすめプラグイン、英語論文の書き方など15種類の資料を公開している。
ChatGPTなどの生成AIに自分の写真をアップロードし、「ジブリ風に変換してほしい」とリクエストする使い方がSNSで広がっている。このような行為を「写真をAIに学習させている」と表現する人もいる。しかし、このプロセス自体は技術的には“参照”に近い──というのが専門家の見方だ。
米OpenAIは、新たなAIモデル「o3」と「o4-mini」を公開した。4月16日からChatGPTの有料会員向けに提供を開始した。
文部科学省の中原裕彦文部科学戦略官は4月16日の衆議院内閣委員会で、SNSで物議を醸している「ジブリフィケーション」(ジブリ化)に関する質問に対し、個別の事例については最終的には司法の判断になるとしつつ「(著作権法においては)単に作風・アイデアが類似しているのみであれば、著作権侵害に当たらない」との見解を述べた。
ゲーム「逆転裁判」をAIにプレイさせ、推論性能を測る――米カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究機関・Hao AI Labは4月16日、こんな実験の結果を公開した。
AI音声サービスを手掛けるCoeFontは、AIモデル「CoeFont v3 Fuji」を開発したと発表した。これを活用し、音声ジェネレーター「おしゃべりひろゆきメーカー2」などを無料で提供するという。
xAIは、チャットAI「Grok」の新機能「Grok Studio」をリリースした。Grokとのチャットと並行し、生成したコンテンツを別ウィンドウで開いて同時に編集できるようになる。
米Notion Labsは4月15日、AIによるメール整理機能や文章提案機能を搭載したメールアプリ「Notionメール」の一般提供を開始した。
描き手の画風を反映したイラストを自動作成できる、国産のAIイラストメーカー「mimic」のサービスが約2年半で終了する。
LINEヤフーは、LINE上で使えるAI機能「LINE AI」「LINE AIトークサジェスト」の提供を始めた。チャットによる画像生成や、返信のサジェスト機能などが使えるようになる。
MIXI社は4月15日、OpenAIの企業向け生成AIサービス「ChatGPT Enterprise」を、3月から全従業員を対象に導入したと発表した。
男性に比べ、女性は生成AIの認知率が低い──NTTドコモのモバイル社会研究所は、こんな調査結果を発表した。10代から60代の男女にアンケートを取ったところ、全世代で同様の傾向があったという。
米OpenAIは、新たなAIモデル「GPT-4.1」「GPT-4.1 mini」「GPT-4.1 nano」を発表した。コーディングと命令の追従性に長けたシリーズで、GPT-4oとGPT-4o miniを全般的に上回る性能を持つという。
エグゼクティブやインフルエンサー、企業内のAI活用推進者などの生成AI活用法に注目。 今回はNTTテクノクロスのエンジニアで、社内向けにノウハウを発信したり、ツールの開発を手掛けたりもするという人材のAI活用法を探る。
ディー・エヌ・エーは、AI関連事業を手掛ける子会社「DeNA AI Link」を設立した。企業へのAI導入に関するコンサルティングなどに取り組む。
慣れない環境で、初めての仕事や勉強についていくのは大変──そんなとき頼りになるのは、さまざまな作業を効率化してくれるAIツールたち。今回はそんなツールの一種、米Googleが提供する「NotebookLM」の活用法を紹介する。
Google Cloud Nextで発表された開発者向けのGoogle AIアップデートを簡単に紹介する。「Gemini 2.5」の最新モデル、リアルタイムインタラクションを可能にする「Live API」の進化、動画生成ツール「Veo 2」の正式リリースなどだ。
AnthropicはAIアシスタント「Claude」に、利用制限を拡張した新プラン「Max」を追加した。
Googleは、「Google Cloud Next 2025」で、オープンプロトコル「Agent2Agent」(A2A)を発表した。異なるベンダーやフレームワークで構築されたAIエージェント同士を連携させるためのプロトコルだ。無料で試せる。
山口県教育委員会は、5月から県内の公立中学校全153校に通う生徒や教職員、約3万3000人に生成AIサービス「スタディポケット」を導入する。同サービスを提供するスタディポケット社(東京都千代田区)が発表した。
あるYouTubeチャンネルで、福岡大学の准教授が執筆したとされる論文を参照した解説動画が投稿された。概要欄には出典として論文の著者名とタイトルを明記していたが、この引用元の論文そのものが完全な偽物だという。
圧倒的な実力を発揮する“トップ人材”たちは、どんな生成AIをどのように使いこなしているのか。今回は、NTTテクノクロスのエンジニアによる活用法に注目。
Sakana AIは、論文執筆AIシステム「The AI Scientist-v2」をオープンソース化し、その機能を解説した資料を公開した。
エグゼクティブやインフルエンサー、企業内のAI活用推進者などの生成AI活用法に注目。今回は、NTTテクノクロスでプロジェクトマネジメントを手掛ける人材のAI活用法を探る。
noteはnoteユーザーのコンテンツをAI学習に活用し、その対価を支払う実証実験の結果を発表した。約1200人が参加し、総額500万円超を支給するという。
「Yahoo! JAPAN」アプリ(iOS版、Android版)で、生成AIにチャット形式で質問できる「AIアシスタント機能」がスタート。
SNS「Threads」で、ChatGPTの画像生成機能を使い、愛犬や愛猫を“擬人化”して投稿する行為がはやりはじめている。4月7日には「ペット擬人化」のワードがトレンド入り。犬や猫だけでなく、鳥などのペットを擬人化したり、逆に自分や家族の写真を“犬猫化”したりして投稿する人も見られる。
米Midjourneyが、画像生成AIモデルの新バージョン「V7」のα版を、有料ユーザー向けに公開した。従来モデルよりもプロンプトへの追従度が高まった他、高速・低コストな出力機能「Draft Mode」を新たに搭載した。
“トップ人材”たちは、どんな生成AIをどのように使いこなしているのか。そしてそんな人材を抱える企業は、どのようにAIを利活用しているのか──業界や職種を問わず追いかける。
米OpenAIは、AIモデル「o3」と「o4-mini」を数週間以内に、「GPT-5」を数カ月以内にリリースすると明かした。2月の発表時点では、o3は単独でリリースせず、GPT-5に統合するとしていたが、予定を変更した。
KDDIグループでアジャイル開発事業を行うKDDIアジャイル開発センター社員が公開した、AIモデルと外部データソースやサービスをつなぐ規格「Model Context Protocol」(MCP)の初心者向け解説資料が話題だ。
1週間、人力でのコーディングを禁止──AIスタートアップ企業のエクスプラザは、こんな実験を実施した。その結果は「通常時の仕事の成果が『1』なら、実験中の成果は『0.5』まで下がった」という。しかし「実験は成功だった」とのこと。その理由はなぜか。
Metaは、マルチモーダルなLLMファミリー「Llama 4」を発表した。Llamaシリーズで初めて、MoEアーキテクチャを採用した。「Scout」「Maverick」「Behemoth」の3種類で、Behemoth以外は既にダウンロード可能だ。
Microsoftは4月4日、創立50周年を祝うイベントを開催した。初代CEOのビル・ゲイツ氏、2代目のスティーブ・バルマー氏、現在のCEOであるサティア・ナデラ氏が揃って登壇。ナデラ氏は「Copilot」がこの3人をroastする動画をXにポストした。
Microsoftは4月4日、創立50周年イベントで、AIアシスタント「Copilot」の新機能を複数発表した。よりパーソナルなAI体験の提供を目指す。
キャリアSNS「YOUTRUST」を運営するYOUTRUST(東京都渋谷区)が、コーディングエージェント機能を持つAIエディタ「Cursor」を支給する制度を導入したと発表した。効率化に加え、プロダクトの開発能力を高める目的という。