「生成AIをよく利用する人ほど外向的」――NTTドコモの社内研究機関・モバイル社会研究所が12月1日、こんな調査結果を発表した。
2月に実施した「生成AI利用意識・行動調査」で、全国の15〜69歳7527人を対象に、性格特性と生成AI利用の関係を分析した。
調査では、「『活発で、外向的だと思う』ということが、あなた自身にどれくらいあてはまるか」をたずね、生成AIの利用頻度との関係を確認した。
その結果、生成AIの利用頻度が多くなるほど、「活発で、外向的だと思う」人の割合が増えた。「外向的な人は人との交流の中で生成AIを積極的に活用している」と研究所は分析している。
また「あなた自身が『新しいことが好きで、変わった考えをもつと思う』」かどうかと、生成AIの利用頻度との関係を確認したところ、生成AIの利用頻度が高い人ほど、新しいことが好きで、変わった考えを持つ方の割合が増えた。
一方で生成AIに不安を感じる人は、心配性である傾向が明らかに。性年代別では、心配性と答える割合は若年層ほど多い傾向が見えた。若年層は生成AIに対して期待が高い一方で不安も高い傾向があった。
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