共同・毎日・産経、AI検索「Perplexity」に抗議 記事の無断利用停止など求める
共同通信社は12月1日、AI検索サービス「Perplexity」を運営する米Perplexity AIに対し、著作権侵害に抗議する書類を送付したと発表した。記事の無断利用の停止や損害賠償などを求めるという。同日には、毎日新聞社と産業経済新聞社もそれぞれ、米Perplexity AIに対して同様の抗議文を送ったと発表した。
共同通信社によると、Perplexity AIは、共同通信社の記事を無断で複製・利用しているほか、共同通信社のニュースサイト「47NEWS」に掲載された記事に対し、2024年8月からの約1年間で、数十万回のアクセスを繰り返しているという。他にも「共同通信の社名や配信記事を示しながら内容に誤りのある生成物を表示した」としている。
こうした行為に対し、共同通信社は「著作権法21条の複製権や同23条1項の公衆送信権を侵害しているほか、不正競争防止法2条1項21号の不正競争行為にも該当する」と主張。記事の無断利用の停止や、記事を収集する方法などの情報の開示、損害賠償の支払いなどを求めた。要求が受け入れられない場合、訴訟も視野に入れる。
これにあわせ、共同通信に加盟する新聞48社は同日、Perplexity AIに対し、違法な記事収集の停止や、過去の記事の利用に関する実態の説明などを求める声明を連名で出している。
加えて、毎日新聞社と産業経済新聞社もそれぞれ、Perplexity AIに対し、記事の無断利用の停止などを求める書類を送付したと発表した。毎日新聞社は「遅くとも2024年7月ごろから、少なくとも記事数十万本が許諾なく収集されていた」と指摘。産業経済新聞社も「当社サーバに蓄積されたコンテンツについて、許諾を得ずに無断で複製・保存し、当社コンテンツを含む内容を『回答』として利用者に提供している」と主張している。
Perplexity AIと日本の新聞社を巡っては8月、読売新聞東京本社など読売新聞グループ3社がPerplexity AIに対し、東京地裁に提訴したと発表。朝日新聞社と日本経済新聞社も同様の対応を取ったと発表していた。
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