どちらの人型ロボットが“より自然に”走れるのか――米Teslaとロボット開発企業の米Figure AIが、このようなアピールを繰り広げている。両社はそれぞれ、自社の人型ロボットが走る動画をXに投稿。多くのユーザーから注目を集めている。
きっかけは、Teslaの人型ロボット「Optimus」の公式Xが12月3日(日本時間)に投稿した動画だ。室内を走るOptimusを撮影した約4秒の動画で、画面左から右にOptimusが駆け抜けていく。その滑らかな動作がX上で注目を集め、Teslaのイーロン・マスクCEOが同日に引用リポストした動画は、5日時点で1万4000リポストを超えている。
一方、この動画に対抗する形で、Figure AIのブレット・アドコックCEOは4日、同社の人型ロボット「Figure 03」が室内を走る動画を公開した。Figure 03は右から左に走り、一時停止。180度方向転換して、元のルートを走り抜ける。アドコックCEOは、Figure 03に搭載したAIモデルによって動作しているとアピールした。
X上では、両ロボットの滑らかな走行動作に「中に人いる?」など驚きの声が相次いでいる。中には、Figure 03の方がより自然な動きとする意見もある一方、Teslaの開発力を背景にOptimusの今後の成長に期待を寄せる声も見られる。
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