2025年も終わりに近づいています。思えば今年は生成AI関連の話題で盛りだくさんの1年。AI関連のニュースを追いかけるITmedia AI+編集部も大忙しでした。
本連載ではそんな激動の1年間と、止まらないニュースに翻弄され続けた編集部の様子を4コマ漫画化。編集部員をモチーフにしたキャラクターを通して、2025年の生成AIニュースを、全12回のカウントダウン形式で振り返ります(※漫画化に当たり、出来事の時系列を前後して描写している場合があります)
4月といえば大阪・関西万博開幕! ITmedia AI+編集部も、兄弟媒体のITmedia NEWS編集部と共に現地取材に参加しました。AI+ではロボット関連の話題に注力し、大阪大学でロボット工学を研究する石黒浩教授が監修した「いのちの未来」パビリオンの人型ロボットや、ミストを噴射するよう改造されたネコ型配膳ロボット「BellaBot Pro」などを取り上げました。
中でも注目を浴びたのは、川崎重工の4足歩行ロボ「CORLEO」。初お披露目だったこともありSNSでも話題になりました。12月の「2025国際ロボット展」では事業化が発表され、こちらもSNSで期待の声が多く上がるニュースとなりました。
米OpenAIから「o3」「o4-mini」といった新モデルが発表されたり、スタートアップ企業を中心にAIエディタ「Cursor」の導入などが発表され、注目が高まり始めたりしたのもこのころでした。
一方、国産のAIイラスト生成サービスとして注目されていた「mimic」がサービスを終了したり、AIスタートアップ・オルツによる売上の過大計上が明らかになったりしたのも同じ時期。特に後者のインパクトは大きく、AI系スタートアップに対する世間の目が厳しくなるきっかけにもなりました。
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