速報
OpenAI、ChatGPTの「deep research」を全有料プランで利用可能に 機能強化も
OpenAIは、ChatGPTの調査エージェント機能「deep research」をPlus、Team、Edu、Enterpriseプランでも利用可能にした。Proプランで使えるクエリ数が従来より月当たり20件増え、それ以外のプランは月10件だ。
米OpenAIは2月25日(現地時間)、2日(現地時間)にProプラン向けに公開したChatGPTの調査エージェント機能「deep research」(日本では「詳細なリサーチ」)を、すべての有料プラン(Plus、Team、Edu、Enterprise)で利用可能にしたと、Xで発表した。無料版ではまだ使えず、いつごろ利用可能になるかについての発表もない。
Proプランではこれまで、月に100件までのクエリを実行できたが、これが月に120件に増える。Pro以外の有料プランでは、月に10件まで実行可能だ。
機能強化も行われた。引用文とともに画像を埋め込めるようになり、アップロードされたファイルの理解と参照が向上したとしている。
OpenAIは同日、deep researchのシステムカードも公開した。
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