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“売上の過大計上”疑惑のオルツ、臨時株主総会を8月に開催へ 「ガバナンス体制の強化を図るため」
AIスタートアップのオルツは、8月中旬に臨時株主総会を開催すると発表した。ガバナンス体制の強化を図るため、取締役の追加選任について、株主に意見を求めるという。
AIスタートアップのオルツ(東京都港区)は6月4日、8月中旬に臨時株主総会を開催すると発表した。ガバナンス体制の強化を図るため、取締役の追加選任について、株主に意見を求めるという。
同会で議決権を行使できる株主は、6月30日時点で名簿に記載のある株主。「開催日時や場所、議案の詳細については、今後の取締役会で決定する予定だ。
オルツを巡っては4月25日、同社が販売する議事録ソフト「AI GIJIROKU」について、サービスを開始した2020年以降、売り上げを過大計上している可能性があると公表。第三者委員会を設置して調査するとして、5月に発表予定だった25年12月期第1四半期決算も延期するとしていた。
オルツは2014年に設立。AI技術により会議の議事録を自動的に作成できるAI GIJIROKUをはじめ、AI関連サービスを複数開発・提供している。
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