ニュース
AIに症状相談→「何科に行けば」「医師にどう伝える」まで分かる 医師監修AIアプリ「ユビー」
症状検索エンジン「ユビー」がアップデート。AIに症状を話すと、受診すべき診療科の選択から、医師との対話で伝えるべきポイント、受診後の疑問解消までできる。
医療ベンチャーのUbieは9月16日、症状から病名を検索できるサービス「ユビー」(Web/スマートフォンアプリ)をアップデートし、AIに症状を話すと、受診すべき診療科の選択から、医師との対話で伝えるべきポイント、受診後の疑問解消までできるサービスに進化させた。
従来のユビーは、症状を入力すると、関連の高い病名とその病気についての情報、受診先が分かる1回完結の「症状検索エンジン」だったが、リニューアル後は、継続的な対話を通じてユーザーの状況を理解・記憶し、受診前から受診後まで適切な行動が取れるようアドバイスする。
マイナポータルとも連携。過去に処方された薬や受診した医療機関の情報も記憶し、服薬履歴や受診歴に関する問い合わせにも対応する。
サービスは50人以上の医師が監修しており、参照情報は信頼できる公的機関・専門サイトに厳格に限定。医師を含む専門家チームが継続的に監視・改善を行っている。
ユビーは2021年のサービス公開から5年間で月間1300万人規模のユーザーに利用されているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
AIで薬剤師の業務を効率化 薬歴作成「corte」、日本調剤が全店に導入
日本調剤は、AI薬歴作成支援サービス「corte」を全店舗に導入した。薬剤師が患者に服薬指導した内容をAIが自動で要約・テキスト化することで、「薬歴」の作成にかかる時間が削減できる。
AIで病院の業務効率化 富士通、特化型AIエージェントを連携させる新システム開発
富士通は、複数のAIを連携させ、医療業務を自動化できる新システムを構築したと発表した。
行政・金融・医療が続々導入する謎の生成AIサービス「GaiXer」とは
複数の自治体や金融、医療機関が導入する生成AIサービス「GaiXer」とは何者か、開発元のFIXERの松岡清一社長にインタビューした。
