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IBM、日本にAI開発拠点 さくらや松尾研との協力も視野
日本IBMは、AIに特化した開発拠点「IBM AI Lab Japan」を10月に立ち上げると発表した。日本企業向けのAIサービスを提供するほか、データやシステムを国内インフラ内で完結させる「ソブリンAI」の開発にも注力する。
日本IBMは9月17日、AIに特化した開発拠点「IBM AI Lab Japan」を10月に立ち上げると発表した。日本企業向けのAIサービスを提供するほか、データやシステムを国内インフラ内で完結させる「ソブリンAI」の開発にも注力する。
IBM AI Lab Japanでは、同社の開発・製造拠点である「東京ラボラトリー」内に、AIに特化したソフトウェアとハードウェアの開発拠点を設置する。IBMの海外の開発部門とも連携し、日本企業向けに、AIエージェントの実装支援やAIチップを提供。経済安全保障の観点から規制が厳しい業界に対しては、ソブリンAIや業界特化型のAIの開発なども手掛ける予定だ。
また、IBM AI Lab Japanの設置にあわせ、さくらインターネットとは、パートナー企業としての参画に向けた協議を始めた。東京大学の松尾豊教授が技術顧問を務める松尾研究所とは、AIパートナーシップ契約の締結に向けて協議中という。
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