deep research登場ってたった10カ月前なの 漫画「1年間、生成AIに翻弄されるWebメディア編集部」【残り10話】:漫画「1年間、生成AIに翻弄されるWebメディア編集部(1/2 ページ)
2025年は生成AI関連の話題で盛りだくさん。AI関連のニュースを追いかけるITmedia AI+編集部も大忙しでした。本連載ではそんな激動の1年間と、止まらないニュースに翻弄され続けた編集部の様子を4コマ漫画化します。
2025年も終わりに近づいています。思えば今年は生成AI関連の話題で盛りだくさんの1年。AI関連のニュースを追いかけるITmedia AI+編集部も大忙しでした。
本連載ではそんな激動の1年間と、止まらないニュースに翻弄され続けた編集部の様子を4コマ漫画化。編集部員をモチーフにしたキャラクターを通して、2025年の生成AIニュースを、全12回のカウントダウン形式で振り返ります(※漫画化に当たり、出来事の時系列を前後して描写している場合があります)
2月:「deep research」登場ってたった10カ月前なの
振り返り
2月は、ChatGPTにAI調査機能「deep research」が搭載され、その性能が大きく話題になりました(同様の調査機能自体は、米GoogleがGemini向けにリリースした「Deep Research」が先でしたが)。今では他社サービスの類似機能含め比較的安価に使えますが、当時は月額3万円の有料プランに入らなければ利用できなかったことから、コストについても取りざたされていました。
また、ソフトバンクと米OpenAIの合弁会社設立、それに伴う孫正義氏とサム・アルトマンCEOによる対談に加え、DeNAの南場智子会長による「AIオールイン」宣言があったのも2月。どちらも編集部員が現地で取材しており、SNSでも話題でした。その他、「Claude 3.7 Sonnet」「Grok 3」といったAIモデルも登場しました。
筆者の個人的な余談ですが、「deep research任せで競馬をやったらもうかるのでは」という極めて浅薄な考えで慣れないギャンブルに挑戦したのも2月のこと。今思えばそんな方法で競馬に勝てるわけがないだろうというやり方をしており、もちろんリターンはゼロ円でした。ただその後、兄弟媒体の「ITmedia NEWS」で掲載したAIを活用した競馬の記事の編集担当をするきっかけになりました。
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