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リマインダーツールを使い分ける【チュートリアル編】シゴトハッカーズ(4/4 ページ)

忘れないように(または忘れてかまわないように)、やるべきことを教えてくれるリマインダーツールにはいろいろな種類があります。目的な状況によって使い分けてみてはいかがでしょう。

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Stickiesの使い方(ケース2)

 Stickiesはいわゆる「デスクトップ付せんツール」ですが、その特徴は「眠らせる」という独特の機能にあります。以下のように、書いた「付せん」を期限付きで「眠らせる」ことができるのです。すなわち、視界の外および意識の外に沈めることができるのです。

 あるいは特定のアプリケーションを開いた際に「起き出す」ようにすることもできます。これは「アタッチ」という機能で、眠らせるのとは別に、現在開いているウィンドウを指定することによって、次回そのウィンドウが開かれた時に、「アタッチ」指定された付せんも一緒に表示されるようになります。

 例えば筆者は、Firefoxで開いた特定のWebサイトについて、後でブログで紹介する時のために簡単なメモをStickiesで書き、そのFirefoxのウィンドウにアタッチさせる、ということをよくやっています。こうすることで、次回にそのWebサイトをFirefoxで開いた時に、メモを書いた付せんも同時に現れるようになります。

 あるいは、そのWebサイトで次にやろうと思っていることを書いておくのもいいでしょう。

Becky!の使い方(ケース1)

 Becky! Internet Mailはメールソフトですが、リマインダーという文字通りの機能が今回の用途にふさわしいでしょう。指定した時刻になると、あらかじめセットした書きかけのメールウィンドウが開く、というものです。返信すべきメールについては、一度返信ウィンドウを立ち上げて、最初のあいさつだけ書いてしまってから、実際にメールを書くタイミングになるまで意図的に先送りにすることによって、何もないところから返信メールを書き始めるのに比べると、負荷が軽くなり、従って後回しにされにくくなります。

 Becky!のリマインダーについては、こちらの記事でもご紹介していますので、合わせて参考にしてみてください。

 以上、条件とケースの組み合わせごとに最適なツールをご紹介しましたが、やはり実際に使ってみるのが一番です。条件とツールを変えて、リマインダーを受け取りながら、しっくりくる使い方を探ってみてください。

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リマインダー | 付箋 | グループウェア


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