デスクの下のデッドスペースにバッグを収納できるユニークなワゴン:3分LifeHacking
オフィスで邪魔になりがちなバッグを、デスクの下のデッドスペースにうまく収納するためのワゴンを紹介しよう。
オフィスの自分の席で、なにかと邪魔になるのがバッグだ。通勤用のバッグのほか、外回りの際に持ち歩くバッグがつねにデスクの下を占有し、足を伸ばせない状態になっている人も少なくないことだろう。会社によっては更衣室のロッカーに置ける場合もあるだろうが、特に外回り用のバッグについては、なかなかそうもいかないのではないだろうか。
実はデスクの下には、デッドスペースとなっている空間がある。それは「着座した際のヒザ前方」だ。奥行きが70センチある机であれば、ふつうに椅子に座った際、ヒザ前方の空間はぽっかり空いた状態になっている。デスクの種類によっては足元に棚が設置されていて、ファイルなどを収納している場合もあるが、そうでない場合はけっこうな広さのデッドスペースとなっていることが多い。
このスペースを利用してバッグを置くためのワゴンが、シグマA・P・Oの「足元収納ワゴン」だ。この製品はふつうのワゴンにある天板が存在せず、かわりに布製のポケットがついたユニークな構造をしている。これをデスクの下に収納することで、ヒザ前方のデッドスペースに、バッグを収納できてしまうのである。
キャスターがついているので、バッグを出し入れする際にはワゴン本体ごと前方に引き出せるほか、横からの出し入れにも対応する。また下段にはフットレストが付属しているのでふだんは足を置けるほか、プレートを持ち上げればサンダルも収納できるという、まさにオフィス対応の仕様となっている。サンダル収納スペースのせいで床からやや高さがあるのは良し悪しといったところだが、デッドスペースを徹底的に活用してデスクの下を整頓してしまおうというコンセプトは、なかなかよくできていると感じる。
実売およそ8000円と個人で買うにはやや高価な感はあるが、メーカー直販サイトではまれにアウトレット品が5000円を切る価格で販売されていることもある。SOHOを中心とした狭い事務所に導入するのであれば、荷物置きのロッカーの代替としてもってこいだ。足元のバッグが邪魔で足を伸ばせずに困っている人は、フットレストとしても使える本製品を、試してみてはいかがだろうか。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
---|---|---|
PUX-C480WH | 7980円 | シグマA・P・O |
関連記事
- 机の裏側を開拓する
TVチャンピオン「全国文房具通選手権」を3連覇中の文具王・高畑正幸さん。そんな文具王をBiz.IDにお迎えして、連載「B-Hacks!」が始まりました。文具のB、ビジネスのB、そしてB級のB――。どんなLifeHackが紹介されるのでしょうか。 - 教えて文具王!
今回の「読者から見たBiz.ID」では文具王が特別出演。連載「B-Hacks!」の記念すべき第1回「机の裏を開拓する」に寄せられた読者の反響にお答えします。 - デスク下にフットレストのススメ
足元が空いていると、どうしても荷物を置きたくなってしまう。ダンボールやらなにやらで雑然としている方も多いだろう。そんなときはフットレストを置いてみよう。荷物も置きにくくなるし、姿勢もよくなる。肩こりや腰痛にも効果があるかもしれない。 - デスク下で脱いだ靴の“バラバラ”事件も即解決――足置きになる収納ワゴン
デスク下の足元で脱いだはずの靴が行方不明になったことのある人、快適な足の置き場が欲しい人、さらに床に直接カバンを置きたくない人に朗報だ。「足元収納ワゴン」がこれらを一挙解決し、デスク下の狭小空間をあっという間に快適スペースへと導く。 - 職場でお菓子も“収納” バスケット付きアンダーデスクワゴン
シグマA・P・Oシステム販売は、デスクの下に収まるサイズのサイドワゴン「PUX-B529WH」を発売する。高さを10段階で調節できるバスケット付き。 - 40キロのプリンタも簡単に移動――シグマ、プリンタスライダー発売
シグマA・P・Oシステム販売は、重いプリンタをデスク下に格納可能にする大型プリンタスライダーを発売する。 - デスクの上や両サイドを有効活用――セキュリティ対策も
デスクの上や両サイドをうまく使いたい。できれば単なる棚ではなく、セキュリティ対策も万全な製品がほしい――。 - イスの下にもフットレストのススメ
足のポジションを整えることで、作業の効率をアップさせるフットレスト。今回は、イスの脚に装着するタイプのフットレストを紹介しよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.