10万円台なのにハイエンド複合機と同じセキュリティ対策も、富士ゼロックスのA3モノクロレーザー:仕事耕具
富士ゼロックスは、A3対応のモノクロレーザープリンタ「DocuPrint 3100/3000」2機種を2011年1月17日に発売する。スリープモード時の消費電力は1.7ワット以下。価格は13万4400円および10万4790円。
富士ゼロックスは、A3対応のモノクロレーザープリンタ「DocuPrint 3100/3000」2機種を2011年1月17日に発売する。価格は13万4400円および10万4790円。
複合機「ApeosPortシリーズ」と共通のプラットホームを搭載し、複合機と同じ管理環境下で情報漏えい対策や出力管理ができるモノクロレーザープリンタ。ICカード認証による印刷ができるほか、隠し文字や複製制限コードを埋め込んでプリントできる。機密文書の放置防止や紙文書の不正コピーを抑止できる。
スリープモード時の消費電力は1.7ワット以下。複数のASICやCPUの機能を1つにまとめて省電力化を図った新開発の低電力コントローラー、スリープモード時にプリンタエンジンへの電力をオフにする電源制御を採用している。1週間の標準的な消費電力量を表すTEC値は3100が1.98キロワット時、3000は1.74キロワット時。
2機種とも250枚と550枚収納可能なトレイを最大2段まで増設でき、3100で最大1850枚、3000は1550枚の給紙が可能。容量の異なるDocuPrint 3100/3000に2種類のトレイを組み合わせることで、大量給紙のニーズに応える。USBメモリなどからダイレクト印刷できるファイル形式はPDF、TIF、JPG、XPS、DocuWorks形式のファイル(XDW、XBD)。
A4横の印刷速度は3100が毎分32枚、3000が毎分29枚。電源投入から印刷可能な状態になるまでのウォームアップタイムはともに14秒以下、スリープモードからの立ち上がりは12秒以下としている。
大きさは3100が531×443×高さ390ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは25.2キロ。3000の大きさは531×443×324ミリ、重さは23.2キロ。
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