誠 Biz.ID読者の名刺管理、満足度が高いのはデジタル派? アナログ派?(1/2 ページ)
あなたは名刺管理をしていますか? 誠 Biz.ID読者へアンケートをしてみたところ、「している」人が85.9%。どんな方法で名刺管理を行っているのか、くわしく尋ねてみた。
おそらく社会人なら誰でも避けて通れない「名刺管理」。普段からコツコツやっています、という人もいれば、新年度や部署異動も一段落するこの時期に始めてみました、という人もいるだろう。また、「今年こそは……」と毎年思いながらも、どの方法がいいのか? そもそもどんな方法があるのか? と悩んでいるうちに結局手が付けられない、という人もいるかもしれない。
このたび誠 Biz.IDでは、名刺管理についての調査を実施した。読者はどんな風に名刺管理をしているのか、詳しく見ていこう。
調査概要
方法:Webによるアンケート
調査対象:誠 Biz.ID読者
調査期間:2013年4月8日〜19日
有効回答数:213件
※回答の比率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位まで表示しているため、比率の合計が100.0%にならない場合があります。
属性は年齢が20歳未満(0.5%)、20代(9.9%)、30代(37.6%)、40代(31.9%)、50代(17.4%)、60代(2.8%)。職業は一般会社員(79.3%)、会社役員(5.2%)、自営業(5.2%)が大半を占めた。
名刺管理をしている人、4割は「アナログ派」
まず「名刺管理をしているか」の設問では、「している」が85.9%、「していない」が14.1%だった。
名刺管理をしている人にどのような管理方法か聞いたところ、「ファイルなどを使用したアナログ管理」がトップで44.6%。「スマートフォンアプリを使ったデジタル管理」が32.3%、「スキャナで取り込んでソフトウェアで管理」が14.0%、「その他」が9.1%と続いた。
具体的に行っている名刺管理方法は何か。製品名やアプリ名も含めて自由記述で回答してもらったところ、アナログ管理派は市販の名刺ファイルやファイリング製品を使い、五十音順、企業名順、氏名順など自分のルールに沿って管理している場合が多かった。
一方、スマートフォンアプリでデジタル管理派は「Eight」や「CamCard」「Evernote hello」「WorldCard Mobile」が上位に挙がった。
名刺管理の満足度、スマホアプリが高い傾向に
現在行っている名刺管理方法について、満足度を5段階で評価してもらった。総合的に満足度が高いのは、60人中20人が「満足していて今後も続けるつもり」と回答したスマートフォンアプリを使ったデジタル管理派だった。一方でこのグループは「満足しているが、ほかによい方法があれば試したい」の割合も他グループに比べて高く、最近さまざまな名刺管理アプリが出てきた中で試行錯誤しながら自分に合ったものを使う様子がうかがえた。
社会人になったタイミングで名刺管理を始めたのは約3割
名刺管理をするキッカケを聞いたところ、「社会人になってから」が25.7%、「部署異動や昇進などのタイミング」が16.8%、「名刺管理に関する記事を読んで」が15.0%だった。またその他フリー記述の回答では「展示会場で大量の名刺をもらったため」「年々名刺の量が増え、日々ファイルを開いて名刺を探す時間が長くなったため」など、業務に応じて名刺管理をする必要が生じたタイミングで始めた人もいるようだ。
関連記事
- 連載:「スマホで始める名刺管理」
- 達人に聞いた――どう違う? 日本と海外の名刺事情
頭をペコペコ下げて「どーも、どーも」と言いながら、名刺交換をする。日本では当たり前のシーンだが、外国ではどのように名刺を使っているのだろうか。そんな疑問を感じたので、“達人”に世界の名刺事情をうかがった。 - アナログ派? それともスマホ派? タイプ別名刺管理一覧
春になって新しい部署に配属されたり、昇進して肩書きが変わった人も多いのではないだろうか。そんな変化を実感するビジネスツールの1つが名刺だ。人によっては数千枚の名刺を持っている人もいるが、そうなると大変なのが管理。挫折しないで続けられる管理術を考えたい。 - “名刺を極める”33のテクニック 作成/管理/活用編
あなたの“名刺レベル”を1ランク上げる33のテクニックを紹介します。相手の印象に残る名刺を作る「作成編」、いただいた名刺の「管理編」、次の仕事や新しい人脈につなげる「活用編」にまとめました。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.