名刺管理サービス「Sansan」がYahoo! JAPAN年賀状と連携、住所録をインポート可能に
クラウド名刺管理サービス「Sansan」が、インターネット上で年賀状の作成などを発注できる「Yahoo! JAPAN年賀状」と連携した。名刺交換をした相手に一括して年賀状を送付できる。
Sansanは12月13日、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」が、ヤフーの「Yahoo! JAPAN年賀状」と連携したと発表した。Sansanに取り込んだ取引先情報をYahoo! JAPAN年賀状にアップロードすれば、一括して年賀状を送れるようになった。
Sansanは、スキャナやスマートフォンのカメラから名刺を取り込めばオペレータの手で顧客情報を正確にデータ化するサービス。営業担当など、顧客を多くかかえる人はSansanとYahoo! JAPAN年賀状を使えば、これまでは諦めていた全ての見込み顧客などへも漏れなく年賀状を送信できる。
利用方法は、Sansanから住所録をCSVファイルにてダウンロードし、Yahoo! JAPAN年賀状にアップロード。すると、Sansan上に登録されていたリストに対して年賀状を送れる。Yahoo! JAPAN年賀状では年末/年始を通して注文を受け付けており、12月23日までに注文した年賀状は1月1日に配送される。
Sansanの月額利用料は、名刺管理・共有機能に絞った「Card Manager」が1ユーザー980円、異動情報の更新やCSVダウンロード機能が付く「Group Edition」や1ユーザー3500円、さらに商談管理機能が付く「Professional Edition」が6500円、大規模企業向けに外部連携機能が使える「Enterprise Edition」が1万円。
Yahoo! JAPAN年賀状の利用料は1枚当たり128円(印刷代78円+はがき代50円)。10〜29枚購入で10%、30〜49枚ご購入で20%、50枚以上で30%、それぞれ印刷代が割引になるまとめ買いプランも用意している。
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