名刺整理も書類の片付けもできないダメ社員――それでもスキャンマンなら何とかしてくれる(3/3 ページ)
誠 Biz.ID編集部に異動してきたオカダ。名刺や書類のデジタル化は「面倒くさい」と避けてきた。そんな無垢な子羊にゴトウ編集長の魔の手が忍び寄る。
ホチキス止めの書類、スキャンして元の状態に戻します!
思いのほか名刺のデジタル化が早く終わってしまった。せっかく来社してもらったスキャンマンに、ほかに何かデジタル化してもらうものはないものか……。
引き出しをあさっていると年賀状が出てきた。「じゃあ、ゴトウ編集長あての年賀状30枚と、オカダあての年賀状15枚をスキャンしてもらって、各人1つのPDFにまとめてもらえますか」。さっそくスキャンに取り掛かるスキャンマン、5分もかからないうちに2つのPDFファイルが納品されてきた。
「うーん、じゃあこの『いつか特集記事で使おう』と思ってためておいた資料を1つのPDFにまとめて」。1つの資料はA4サイズで横書き、もう1つはB5サイズで縦書きと大きさも綴じ方向も違う。スキャンマンはパラパラと資料を確認すると裁断機でページをバラしていき、何の問題もないかのようにスキャン開始。納品まで3分の出来事だった。
圧倒的なスキャン対応力を見せつけるスキャンマンを悩ませるものはないのか……。わいわい騒いでいると、Business Media 誠編集部のイケダがファイルをもってやってきた。「これ、入社してから3年間、先輩編集者にアカを入れてもらった原稿なんですが……」。見れば、500枚程度のA4の紙の束が。しかもペラ1枚のものもあれば、ホチキスで止めたものもある。「これだ! これならスキャンマンも困るに違いない」
だが、われわれの予想はたやすく裏切られるのだった。「書類1枚ごとに1PDFの出力でいいですか? ホチキス止めしてあるものは、ばらしてスキャンした後にまたホチキスで止めますか? PDFにそれぞれ名前を付けるなら1件50円で対応しますがどうしますか?」「あ、それじゃあ、1書類1PDFで、ホチキスは止め直してもらって、ファイル名は機械的な連番でいいです」。
淡々と案件をこなしていくスキャンマンはおよそ1時間40分で処理を終え、さっそうと帰っていったのであった。ありがとう、スキャンマン!
スキャンマンに会えるイベント「クラウドプラス 2014」
4月24日、東京・赤坂の+PLUS(千代田区永田町 2-13-5 赤坂エイトワンビル 1階)で開催されるイベント「クラウドプラス 2014」(参加料無料、要事前登録)に、スキャンマンが登場します。スキャンマンのサービスについて詳しく知りたい人、仕事にどう役立つかを知りたい人は要チェック。
関連記事
- “人力”OCRの名刺管理サービス「Eight」が正式公開、三三が無料で提供
三三は2月28日、無料の名刺管理サービス「Eight」を公開した。iPhoneで撮影した名刺データを同社が手作業でテキスト化するため、通常のOCRよりも精度が高いのが特徴。 - ScanSnapで大量の名刺を一挙にEightに登録できる「Eight Scan」はどの程度使えるか?
Sansanが提供する名刺管理サービス「Eight」はOCRの精度が高く便利な一方、大量の名刺を1枚1枚撮影するのが手間だ。「Eight Scan」を使えばそれをスキャナで解決できる。β版ソフトだが、どの程度使えるのか試してみた。 - 私がスマホアプリ「Eight」で名刺管理を始めるまで
ある人と名刺交換をしたときのこと。その人はさっとスマホを取り出して名刺を撮影。「……これ、お返しします」と言った。その時から私の名刺管理は変わっていった。 - 見るのもうんざりな名刺の山、オフィスに来てスキャンしてくれる新サービスが登場
デスクの中に眠っている名刺の束、あなたの代わりにスキャンします――。名刺管理サービス「Eight」を提供するSansanが、手間なく安価に名刺のスキャンを代行するサービスを開始した。 - 経験の共有、そして時短へ――クラウド活用で“日報”も“働き方”も進化する
毎日書かされる日報。単なる1日の営業報告書として使うだけでは、かけた時間や労力に見合うものではありません。「あー、面倒くさい」な日報は卒業しませんか?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.