集中連載:ちょっとした気づかい
この連載は森本早苗著、書籍『ちょっとした気づかいがあなたの人生を変える』(アスコム)から抜粋、再編集したものです。
人間関係がうまくいっている人に共通する要素があります。それは、「気づかい上手である」ということです。
・お礼の手紙は手書きで丁寧に書く
・いつもはっきりした声を出す
・「いつでもいい」と言われてもすぐに行動する
・相手の家族のことも気づかう
・おしゃれであるよりも、まずは身ぎれいな服装をする
「気づかい」は、お金もかからず誰でもすぐにできるとても大切なスキルですが、意外にできていない人が多いのも事実。
この本では、55年間トップセールスを記録し続けているカリスマポーラレディが日々実践している「気づかいの極意」をはじめて公開しています。83歳の今もなお現役で、成果を出し続けていられる理由がこの「気づかい」にあるのです。
一流の場に足を運ぶうちに、目標にしたいサービスマンのモデルがきっと見つかるはずです。
「●●ホテルのフロントマンのように、よく気が付く人になりたい」
「レストラン○○のサービス係のように、スマートな接客ができる人になりたい」
「あの料亭の女将さんのように、気働きができる人になりたい」
もちろん、一流の場に足を踏み入れる場合、相応の対価はかかるものです。
一流ホテルのラウンジなどでは、コーヒー1杯飲むのに、1000円札1枚では足りないことは珍しくありません。しかし、「100円の缶コーヒーと味に大きな違いはないのに、なぜ?」と疑問を感じる人は、プロの気づかいに永遠に触れることができません。
あなたが、「投資」できるサービス料に比例して、あなたが提供できるサービスの質も自ずと決まってくるのです。
もし、あなたが本物の気づかい上手を目指すなら、自分への「投資」も必要なのではないでしょうか?
関連記事
- 「いつでもいい」と人に言われてはいけない
「いつでもいい」と言われたときこそ、すぐに行動しましょう。 - 「また、あなたに会いたい」――始まりと終わりの気づかいが大切
大切なことは、お客さまを迎えるときと、送るときに、小さな気づかいを積み重ね、感動していただくことです。 - 上司と部下、互いの気づかいが“やる気”を高める
連休明けに限らず、いつもやる気がないように見えてしまう。でも、その原因はあなたにあるのかもしれませんよ? - 気がきく人は「他人」を喜ばせ、きかない人は「○○」を喜ばせる
94歳で亡くなったやなせたかしさん。彼の「人生はよろこばせごっこ」という言葉に、「気がきく人」の真髄が詰まっていました。 - オリラジ藤森より頼みやすい後輩になれた僕がやったこと
いつもなぜか頼みごとをされやすい人っていますよね。もしあなたがその立場だった場合「なんで自分ばかり……」と不満に思いますか? それとも素直に喜んで引き受けますか?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.