J-COM,CATV加入世帯が100万を突破ジュピターテレコムのCATV加入者数が,2001年6月末現在で107万6400世帯となった。躍進の背景には,CATVインターネットの認知度が高まっている現状と,各地のCATV事業者への経営参加という手法によるところが大きい。
ジュピターテレコム(J-COM)は7月26日,系列のCATV局19社の総加入世帯数が,6月末で107万6400世帯となったことを発表した。2000年6月末実績と比較して,プラス48万5000世帯(82%増)の大幅な伸びとなる。また,インターネットサービスの加入世帯数も,前年比537%増の23万100世帯と,急激な伸びを示した。 J-COMの躍進は,CATVインターネットの認知度が高まっている現状と,各地のCATV事業者への経営参加という手法によるところが大きい。同社は,2000年9月にタイタス・コミュニケーションズ(現在はJ-COM TITUS)との経営統合を果たし,3月にはケーブルネットワークやちよと藤沢ケーブルテレビ(現J-COM湘南)をJ-COM局に加えた。タイタス系列だったJ-COM札幌(旧タイタススキャット)とJ-COM大和を含め,この1年間で5社を傘下に収めたことになる。 5社合計の加入世帯数は,ケーブルテレビで18万5000,電話事業で4万7400,インターネットサービスで6万5500。さらに,7月11日には和泉シーエーティーヴィへの経営参加を発表しており,J-COM全体では全国各地に20の法人を抱える大所帯となった。ただし,和泉シーエーティーヴィの加入世帯数(CATVで300,インターネットサービスで200)は,今回の数字には含まれていない。 J-COMでは,「地域情報提供サービスを加えた多チャンネルテレビ放送の利便性に加え,今年4月からJ-COM湘南とJ-COM関西でも電話サービスを開始したこと,ケーブルインターネットがブロードバンドインフラの1つとして浸透しつつあることが加入世帯数の増加に寄与した」としている。 各サービスの加入世帯数は以下の通り。
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