Living Plus Weekly Top10
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| 1位 | ブロードバンド、各社シェアは1年でこう変わった | ||
| 2位 | PSXはプロローグに過ぎない〜ソニー | ||
| 3位 | ホームページの充実度ランキング、1位はアノ大企業 | ||
| 4位 | 音声対応のカーナビエージェント登場 〜その名は「SATSUKI」 | ||
| 5位 | もうからないはずの「BBシネマ」で採算をあわす法 | ||
| 6位 | “1ビットオーディオ”がネットラジオを変える? | ||
| 7位 | NTT東、「Bフレッツ FWAタイプ」を一新。値下げ+速度向上 | ||
| 8位 | NTTコムでIP電話→携帯電話発信が可能に。1分19円 | ||
| 9位 | “ガンダム”が拓く日本のVoD | ||
| 10位 | 「藍より青し〜縁〜(えにし)」の第1話が無料配信 | ||
先週の1位は、ブロードバンド事業者の市場シェアを扱った記事。Yahoo!BBとNTT東西のおおよそのシェアは、発表されている回線数から計算すればすぐ分かることだが、“この1年間での推移”などの切り口が注目を集めたようだ。
ところでこの記事では、少し気になる結果が出ていた。FTTH市場で、NTT東西の独占が進んでいるのだ。2003年の両社のシェアを合わせると、実に70%を超えている。それだけNTTのサービス、信頼感が優れているということだろうが、一般に“市場の寡占”はエンドユーザーに不利益になるおそれもある。
記事では触れなかったが、マルチメディア総合研究所は、2002年のFTTH市場シェアも発表している。その調査結果は、下のようになっている。
| 事業者 | 2002年3月末 | 2003年9月末 |
| NTT東日本 | 43.9% | 36.0% |
| NTT西日本 | 22.7% | 35.9% |
| ユーズコミュニケーションズ | 27.7% | 14.1% |
| ケイ・オプティコム | 1.1% | 7.1% |
| そのほか | 4.6% | 7.0% |
これを見ると、NTT東日本のシェアこそ落ちているものの、NTT東西合わせたシェアは、この1年半でむしろ増えていることが分かる。ユーズコミュニケーションズなどは、いまいっそうの奮起を期待したいところだ。
もちろん、FTTH市場はまだまだ母数が少なく、今後爆発的に回線を増やす企業が現れれば、容易にシェアは変動する。今後の市場動向が注目されるところだ。
[杉浦正武,ITmedia]
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