無意識の効率化を実現。テレワークの生産性を高めるPCとモニターとはビジネス向けモニターのパイオニア「デル」キーマンに聞く

» 2019年03月22日 10時00分 公開
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 働き方改革が叫ばれる昨今、日本でも「テレワーク」を導入する企業が増えている。自宅やサテライトオフィスなど、通常のオフィス以外の場所で働くことを認め、生産性を向上させることが狙いだ。そこで不可欠となるのが、ノートPCをはじめとするツールである。最近では、ノートPCやモニターなどにUSB Type-C(以下「USB-C」)を搭載したデバイスが増えつつある。

 これらのツールを組み合わせて使いこなし、期待した成果を得るには、どういったツールを選ぶべきなのか。デルでフィールドマーケティングマネージャーを務める飯塚祐一氏、鈴木快林氏、Sr Advisorのキム・サンウ氏に聞いた。

photo 左からキム・サンウ氏、鈴木快林氏、飯塚祐一氏

「Windows10」×「2-in-1」が生産性アップを加速させる

 2018年7月、政府は東京都や関係団体と連携し、テレワークの普及促進を図る国民運動「テレワーク・デイズ」を実施した。この取り組みには1682団体、延べ約30.2万人が参加し、テレワークに関する認知をより一層広げることとなった。

 テレワークに期待される効果は、通勤に伴う移動時間の減少や、身支度をする労力の削減、ワークライフバランスの充実などさまざまだ。しかし、期待に見合う効果を得るためには、テレワークをするための環境構築に目を向けねばならない。

 自宅やカフェ、サテライトオフィスなど、オフィス以外で働くテレワークには、モバイル性の高いノートPCが必要であることは言うまでもない。世界有数のPC販売シェアを誇るデルも、こうしたニーズに応える製品を販売している。同社クライアント・ソリューションズ統括本部 クライアント製品本部 フィールドマーケティングマネージャーの飯塚祐一氏は、ビジネスの生産性を高めるツールとして、「2-in-1」タイプのPCを勧めた。

 「2-in-1」とは、2つの要素が一体化された製品を指す。例えば、ノートPCとタブレットの両方の使い方を同時に可能とするような製品だ。デル製の「2-in-1」の中で飯塚氏が推しているのが、「Latitude 7400 2-in-1」だと言う。

 「スマートフォンの進化に伴い、『PCは不要』といった話が聞かれる昨今ですが、スマートフォンは入力スピードや画面の小ささがネックです。やはり、効率的にビジネスを行う上では、PCを完全に無くすことはできませんよね。

 『Latitude 7400 2-in-1』は、Windows10 Proを搭載し、ワードやエクセルなど、ビジネスに必須のMicrosoft Officeのソフトウェアを利用できますから、レガシーな業務には当然対応可能です。さらに、キーボードの部分をディスプレイの裏側に折りたたむことでタブレットとしても使え、専用のペンでアプリケーションにメモなどを書き込めますから、従来のノートPCより幅広く仕事に活用できます」(飯塚氏)

photo 「2-in-1」タイプはキーボードの部分をディスプレイの裏側に折りたたむことでタブレットとしても使える

 Windows10はアップデートを重ね、ビジネスの効率化に役立つ機能も増えている。18年11月に行われたバージョン1809へのアップデートでは、「スマートフォンを同期させる機能」が実装された。

 「今回のアップデートによって、スマートフォンのアプリケーションに対する操作をPCで行えるようになりました。利用シーンとしては、テキストメッセージ(SMS)を閲覧・送信したり、スマートフォンで撮影した写真をPCで閲覧・利用したり、といったことが考えられます。

 これまで、業務効率化のためにスマートフォンを支給されることはあっても、スマートフォンの利用そのものの効率化には目が向けられていなかったのではないでしょうか。これからは、スマートフォンとPC、それぞれの強みを生かしながら、さらなる効率化を進めることができるでしょう」(飯塚氏)

photo クライアント・ソリューションズ統括本部 クライアント製品本部 フィールドマーケティングマネージャーの飯塚祐一氏

「画面の大きさ」は、生産性に直結する

 「Latitude 7400 2-in-1」は、14型ディスプレイでありながら約1.35kgという軽量を実現。最大26時間41分のバッテリー持続を可能とし、1日の作業においても心強い。クライアント製品本部でフィールドマーケティングマネージャーを務める鈴木快林氏は、「モニターを追加することで、さらに生産性を上げることができる」と説明する。

 「最近は、ノートPCを購入されたお客さまの多くが、作業効率向上のためにモニターも購入して、『デュアルモニター』にする傾向が見られます。画面のサイズも、以前は22インチが主流だったのですが、今は24インチが一般的になり、将来を見据えて27インチを導入されるお客さまも増えてきました。

 これは、仕事を効率的に行う上で、モニターの作業領域が重要と実感される方が増えているからなのでしょう。過去にデルで実施した調査でも、『自分の仕事ではデュアルモニターが重要である』と回答した人の割合が86%に上ったという結果が出ています」(鈴木氏)

photo クライアント製品本部でフィールドマーケティングマネージャーを務める鈴木快林氏

 現在、デルでは営業チームにモニターを2つ配布しているという。この取り組みは働き方改革の一環として行われているものだが、「背景にはデータによる裏付けがある」と飯塚氏は言う。

 「米国のウィチタ州立大学による15年の調査結果によると、シングルモニターに比べ、デュアルモニターの方が、作業効率が18%向上するというデータがあります。デュアルモニターを導入するには、当然ながらイニシャルコストが発生するものですが、働く人達の満足度や作業効率の向上、さらにはお客さまへの優れたサービスの提供につながるため、コスト以上のメリットは確実にあると考えています」(飯塚氏)

これからのモニターは「USB Type-C」対応を選ぶべき理由

 鈴木氏や飯塚氏の指摘によると、モニターを増やすことは生産性向上の特効薬になり得る。しかし、モニターの進歩に比べて、なぜ未だに買い換えが進まないのだろうか。その理由として鈴木氏は「モニターはPCに比べて買い替えサイクルが長く、古いモニターのままでお使いになるお客さまも多数いらっしゃいます。新しいモニターへの買い替えは作業効率向上につながり、働き方改革を進める1つの方法となり得ます。例えばUSB-C対応モニターと、対応PCとの組み合わせがその1例です」と話す。

 PCとモニターを接続する方法としては、VGAやHDMI、DisplayPortといったさまざまなものがある。ただ、それぞれにケーブルやポートの形状が異なり、場合によっては複数のケーブルを接続する必要もあった。また、モニター側のUSB端子を使うためには、さらに追加でUSBアップストリームケーブルの接続が必要だ。

 ノートPC側に目を向けると、入力端子の不足を補うための変換アダプターや、充電するためにACアダプターやモバイルバッテリ―を持ち運ぶことが多く、ノートPC本体のスリム化に反してさまざまな機器を常に持ち歩く必要があるという課題が出てきた。

 「そういった課題に対する1つの答えが「USB-C」端子を採用したモニターと対応PCとの組み合わせです。USB-Cはケーブル1本で音声や画像転送ができ、対応ノートPCへの充電も可能です。またモニター側のUSBポートも利用できるため、これまでノートPC側に接続していた数多くの周辺機器が1本のケーブルで利用できます。ケーブルレスの実現とともに利用スペースの拡大、周辺機器の活用が全て可能になるのです。

 モニター側にUSB機器を接続し、ノートPC側はスマートに活用することが可能です。また、端子としても上下どちらのポートにも挿せるため、PCに慣れてない方でも簡単に利用できるのも特徴です」(鈴木氏)

 例えば、前述した「Latitude 7400 2-in-1」は、USB-Cのポートを備えている。そして、デルはUSB-C対応モニターも多数販売しており、デジタルハイエンドシリーズの「U2719DC」もその1つだ。鈴木氏は、USB-C対応のモニターが生産性を高める理由について、このように話す。

photo USB-C対応モニターのデジタルハイエンドシリーズ「U2719DC」

 「『U2719DC』は、USB-Cを通じて最大65Wの電源を供給できます。モニターを使っていると、本人も気が付かないうちにPCを充電できるというわけです。ACアダプターなどの付属品を持ち歩く手間もなくなりますよね。『働き方改革』というとハードルが高く感じますが、USB-Cモニターを使ったケーブルレス、ACアダプターレスによる快適な環境で、効率的な業務を行うだけでも、“無意識の効率化”ができるのではないでしょうか。

 また、リモートワークの増加に伴い、子育て中で、ご自宅での業務が必要なお客さまからも『ケーブルを少なくしたい』『ACアダプタ―を持ち歩きたくない』などというお声も多くいただいています。こうしたニーズに応える最適解の1つがUSB-CによるノートPCとモニターの組み合わせです」(鈴木氏)

 今後、モニターは「USB-Cが搭載されているもの」と「搭載されていないもの」の違いが、非常に重要な選定理由になると鈴木氏は語る。企業としても、1本で多数の機能を持つUSB-C端子対応のモニターを採用すれば、備品の調達や管理にも無駄がなくなるはずだ。

 デルでプロダクトマネジメントを担当するSr Advisorのキム・サンウ氏によると、デルでは、モニターの効果を最大限発揮するためのソフトウェアもDell.comページから無償でダウンロードできるという。それが、複数のアプリケーションを利用するときに、簡単に画面を分割できるソフトウェア「Dell Display Manager」だ。

 「『Dell Display Manager』を使うと、38種類のテンプレートから画面分割の構成を選択でき、ご自身でカスタマイズすることもできます。例えば、デュアルモニター時や大画面のモニター利用時にこのソフトを活用することで、非常に効率的に複数のアプリケーションを利用することができます。

 Dell Display Managerの設定は、一度席を離れて戻っても、それまで使っていた画面分割の構成を瞬時に復元させることができます。この機能は社内ミーティングが多く、頻繁にPCとモニターを切断・再接続をされるお客さまには特に有効です。ここも無意識の効率化につながる部分ではないでしょうか」(キム氏)

 モニターを増やし、仕事に合ったレイアウトを設計するとともに、USB-Cにより滑らかに接続する――。これらの効果は、積み重なると膨大なものになる。人手不足に伴い、あらゆる企業が生産性向上を求められている昨今、企業のパフォーマンスは、導入するツール次第で雲泥の差が付くようになるだろう。

photo プロダクトマネジメントを担当するSr Advisorのキム・サンウ氏

モニターの歴史を切り開いてきたデル

 18年、デルのモニターは、出荷台数において6年(23四半期)連続で世界ナンバー1*を獲得した。飯塚氏は、「世の中の動きに先駆けて、最先端の製品を世に出してきたデルの歴史」について語る。

 「かつてデルは、CRTに代わり液晶モニターの普及に貢献しました。また、世界初の8Kモニター販売や4Kモニターの普及、そして4辺ベゼル極細のベゼルレスモニター発売などにもデルはいち早く取り組みました。そして今は、『USB-C』に対応したモニターを打ち出しています」

 そんなデルが、Windows Helloに対応する2メガピクセルのフルHDカメラとスピーカー、マイクを搭載した、Skype会議にオススメのモニターとして販売しているのが、「P2418HZm」だ。

 「『P2418HZm』は、まず赤外線センサーにより人の存在を認識し、さらに『Windows Hello』の機能により約2秒の顔認証でサインインしてくれます。また、カメラ機能を使わないときは蓋をして、物理的にカメラを映さないようにすることが可能なため、セキュリティを気にされるお客さまにも非常に好評をいただいております」(鈴木氏)

photo Windows Hello対応モニターの「P2418Hzm」

 既に知られている通り、「Windows7 Professional」はEOS(サポート終了)を迎え、「Windows10 Pro」への移行が必要だ。PCやモニターのリプレイスメントを検討している企業は、“未来への投資”として、Windows10 Pro搭載の「Latitude 7400 2-in-1」、USB-Cに対応する「U2719DC」、Windows Helloを備える「P2418Hzm」の導入を検討してみてはいかがだろうか。

 これらのデバイスは企業の働き方改革を推進し、柔軟な働き方を支える強い味方になってくれるだろう。

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*出典 : IDC Worldwide Quarterly Display Tracker 2013 Q3 – 2018 Q4 Share by Company

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提供:デル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2019年4月21日

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