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» 2019年12月05日 10時00分 公開

Windows 10 デバイスの導入展開をクラウド経由で自動化する「ゼロタッチ」とは?

IT分野で幅広い実績を持つダイワボウ情報システムは、Windows 10 デバイス(以下、デバイス)のゼロタッチ展開サービスを提供している。ゼロタッチというのはどういうものか、そのメリットは何か、同社で販売商品の推進戦略を統括する坂下博之氏に話を伺った。

[PR/ITmedia]
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 多くの企業で多様な働き方を支援する動きが進む一方、そのバックボーンを支えるIT部門では逆に負荷が高まっている。働き方改革を進めた結果、会社全体の残業時間は減ったものの、IT資産の管理・運用に忙殺されるIT部門は、むしろ残業時間が増えてしまったという話も聞く。この傾向はますます加速するだろう。

 こうしたIT部門が抱える課題を解決するために注目されているのが、DaaS(Device as a Service)。「デバイスを資産として所有するのではなく、サービスとして利用する」というコンセプトに基づく、デバイスの新しい運用方法である。そして、DaaSのカギとなる要素が「ゼロタッチ」という仕組みだ。

 IT分野で幅広い実績を持つダイワボウ情報システムは、デバイスのゼロタッチ展開サービスを提供している。ゼロタッチというのはどういうものか、そのメリットは何か、同社で販売商品の推進戦略を統括する坂下博之氏に話を伺った。

ダイワボウ情報システム 販売推進本部戦略商品推進部の坂下博之部長

テクノロジーやビジネス環境の変化で深刻さを増すIT部門の過負荷

―― 近年、企業が抱える課題として「IT担当者の負荷が高い」と聞きますが、実感としてどうですか?

坂下 実感しますね。Windows 7 のサポート終了もあり、PC入替需要が急増しており、導入ベンダーは人手が足りないという話はよく聞きます。実際、弊社へのキッティング作業依頼の相談もかなり増えております。

―― 人がいないというのは、人数的にいないということでしょうか。

坂下 SE人員の不足はよく聞きます。さらに働き方改革で残業時間を減らさなければならないということも、人的リソースに影響していると思います。働き方改革が推進され、モバイル化&クラウド化が進行する中、Windows のアップデートサイクルも大きく変わり……つまりテクノロジーが進化し、ビジネス環境が変化する中で、そうした動きを把握し、適切な方針を決められる人がいない。両方だと思います。

―― 今のIT部門はそれだけ負担が大きい?

坂下 ユーザーであるIT担当者の負担軽減や導入ベンダーの工数削減は、直近の課題として認識されています。その解決策として、私たちも含めて推進しているのがゼロタッチです。このゼロタッチの技術を利用することで、負荷軽減が図れ、サービス化に至ればデバイスの新しい運用スタイルである「DaaS(Device as a Service)」の普及にもつながっていくと考えます。私たちは、このDaaSの大きな柱となる要素「ゼロタッチ」という導入展開手法を推奨、支援していきたいと考えます。

IT担当者の負荷を大幅に軽減する「ゼロタッチ」

「ゼロタッチ」によってデバイスの導入展開を自動化し、IT部門の負担を大きく削減できると語る坂下氏

―― ゼロタッチというのはどういう概念なのでしょうか。

坂下 クラウドベースの新しいデバイス展開手法です。IT担当者はデバイスの箱を開けずに、クラウド上で設定を行います。利用者はデバイスが手元に届いたら電源を入れ、ユーザーIDとパスワードを入力するだけで自動で設定やアプリなどがクラウド経由でダウンロードされ、使い始めることができます。導入ベンダーやIT担当者は事前のキッティング作業などを大幅に効率化することができ、負担を減らすことができます。

―― これまでの展開方法とはどう違いますか?

坂下 これまで主に利用されてきたのは、マスターイメージを作ってデバイスに展開する方法です。IT担当者の手元にデバイスが必要となる上、手順が多く時間がかかる作業です。小規模事業者であればIT担当者が手動で展開をするという方法もとられていますが、当然、こちらはさらに負担が大きく、解決すべき課題となっています。このゼロタッチ展開を利用することで、IT担当者の負担を減らし、スムーズにデバイスを組織内に展開することが可能になります。

―― キッティングのアウトソースとはどう違いますか?

坂下 従来のイメージ展開では個々のユーザー情報を含めることができず、クラウドを利用するソフトウェアや、アプリケーションを展開することが難しいことも課題でした。クラウドベースのゼロタッチ展開では、そうしたクラウドベースのソフトウェアやアプリケーションの展開もセキュアにできます。キッティング作業中にマルウェアなどが入り込む心配もありません。何よりコストが段違いですね。デバイスを預かり、箱を開けて、イメージを展開して、再梱包して利用者に届けるというだけでも相当な人的コスト、流通コストがかかります。ゼロダッチならこうしたコストも削減することができます。

―― 確かにアウトソースするには某大なコストがかかると聞きます。

坂下 DaaSの運用サイクルの中では、保守やリプレースにも大きなメリットがあります。故障などでデバイスの交換が必要になった際も、新しいデバイスにユーザーIDとパスワードを入力して認証すれば、クラウド経由で再び設定や環境を復元することができます。

従来の手動/イメージ展開と「ゼロタッチ」展開の違い

―― とても素晴らしい仕組みだと思いますが、これはどういう技術で実現しているのでしょうか。

坂下 技術としては、Microsoftが提供している「Windows Autopilot」を利用しています。デバイスメーカー(以下、メーカー)と協力してデバイスの検証を行い、導入展開のプラットフォームとして私たちが確立しています。この技術をパートナーへ提供し、DaaSを市場へ提供するための推奨支援をしている、という立場になります。

ダイワボウ情報システムだからこそできるマルチベンダー展開

―― ゼロタッチでは利用者がデバイスを使う前に、導入ベンダーもIT担当者もデバイスに触れる必要がないということですか?

坂下 その通りです。デバイスに付与されている「デバイスID」と「MDM(Mobile Device Management)」をひも付けすることにより、ゼロタッチ展開を実現します。私たちがこのデバイスIDを(デバイスが利用者に届く前に)知り、設定する必要がありますので、メーカーや物流との連携が必要になりますね。

―― なるほど。だからマルチベンダーであるダイワボウさんなのですね。

坂下 私たちは世界中にある幅広いデバイス、商品、サービスを取り扱うことができるディストリビューター(流通会社)です。全国93カ所に営業拠点があり、約1万9000社のパートナーとの取引があります。デバイスを提供していただくメーカーとも長年のお付き合いがありますので、そうした連携は得意中の得意分野です。

―― デバイスの仕様に何か制限はありますか? 最近は「モダンPCを使いたい」「複数の選択肢の中から好きなPCを選びたい」といったニーズも強いようですが。

坂下 そこも私たちのゼロタッチ展開の強みの1つです。これまでのイメージ展開をする手法では、デバイスごとにイメージを作成して、それぞれを展開する必要があります。ですので従来の手法では特定の「標準機」のみとされるなど、デバイスの選択肢は狭い範囲に限定されていました。一方で、ゼロタッチでは私たちの検証が確認できていれば、デバイスを柔軟に選んで頂くことが可能です。

―― 現在は何社くらいの提供が可能なのでしょうか? 差し支えなければ具体的にメーカー名も教えてください。

坂下 現状、デバイスIDの提供に対応しているメーカーは、日本エイサー株式会社、セイコーエプソン株式会社、株式会社 日本HP、レノボ・ジャパン株式会社、日本マイクロソフト株式会社、株式会社マウスコンピューター、パナソニック株式会社、VAIO株式会社ですね。先ほども申し上げたように、私たちは幅広いメーカーと長年お付き合いをさせていただいていますので、今後さらに増やしていきたいと考えています。最終的には国内に展開している全てのメーカーに対応することを目指しています。

坂下 私たちが推奨支援しているゼロタッチを基盤としたDaaSを導入すれば、デバイスの選定から環境設定、管理、保守、廃棄(リプレース)まで、ほぼ自動で管理・運用のデバイスライフサイクルを回すことができるため、最適なコストでIT担当者の負担を大幅に削減することができます。さらに利用者にとっても、適切なデバイスを適切なタイミングで利用でき、生産性の向上やモチベーションアップなどに大きく貢献するでしょう。ぜひゼロタッチ、DaaSの導入をご検討いただければと思います。

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