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» 2020年02月06日 10時00分 公開

PCサブスク、返却時のデータ消去は安全か? データ消去を重視したDaaSを提供するパシフィックネットに聞く

[PR/ITmedia]
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 多くの企業でIT部門/担当者の過負荷が問題になっている。従来型のPCの運用管理は、ハードウェア、OS、通信、ソフトウェア、セキュリティ等、それぞれベンダーが異なり、契約期間もサポート窓口も、さらには請求書も別々なため、管理が非常に複雑・煩雑で、トラブル時の障害切り分け等の対応も担当者が行わなければならないという状況だった。

 そこへきて、働き方改革だ。多様な働き方への対応、業務効率化、Windows 10から大きく変わった更新サイクル、ソフトウェアのSaaS化トレンドなど、社会やテクノロジーの動向に伴い、さまざまな課題をITを活用し解決する必要性が出てきている。

 こうした分野を担うIT部門/担当者の負荷軽減と課題をまとめて解決できるソリューションとして注目されているのが「DaaS(Device as a Services)」だ。「PCを所有するのではなく、サービスとして利用する」というコンセプトに基づくスタイルである。

 IT機器のレンタルやデータ消去サービスで30年以上の実績をもつパシフィックネットは、現在はIT機器の調達から運用・保守・データ消去・適正処理というLCM(Life Cycle Management)サービスを提供している。LCMの各フェーズを2種類のサブスクリプションサービス――DaaSのコンセプトに基づく『Marutto 365』と、PCの運用・管理業務のアウトソーシングサービス『Marutto Device Service』――に振り分けて展開している。その狙いやサービスの特徴について、同社取締役サブスクリプション推進部長の杉研也氏に伺った。

パシフィックネット取締役 サブスクリプション推進部長 杉研也氏

厳格なセキュリティ管理でデータ消去、適正処理に高い実績

―― パシフィックネットの事業概要を教えてください。

 IT機器のLCM事業とリマーケティング事業が大きな柱です。前者については、IT機器の調達から設定、運用・保守、回収・データ消去に至るIT資産のライフサイクル管理をワンストップで提供しています。リマーケティング事業は、LCM事業で回収した使用済みIT機器の法人向けリユース販売が主な内容となります。

―― LCMですが、ライフサイクル全てではなく、部分的にもお願いできるのですか?

 もちろんです。ライフサイクル全体だけでなく、一部のフェーズだけでも、お客さまのご要望に合わせて提供します。特に、機器の回収からデータ消去、適正処理といった「ITAD(IT Asset Disposition)」と呼ばれる分野については、多くの実績があります。複数の大手金融機関も含めて、セキュリティ意識の非常に高い大企業にも多数お取引いただいています。

―― PCのデータ消去、処分といいますと、2019年末には神奈川県のHDD不正転売事件が記憶に新しいところです。

 その事件については、私たちの競合企業が関係しているとあって、とても驚きました。当社では適時開示を行い会社のWebサイトにも掲載しましたが、データ消去作業を行う全国の当社テクニカルセンターでは、以前から従業員による不正防止対策も含めて国内最高水準のセキュリティ管理を行っています。実際に情報漏えいは過去に一度も起こしておりません。

19年末に発生した同業他社によるHDD不正転売事件に衝撃を受けたと語る杉氏。同社では漏えいリスクを限りなくゼロに近づけるためのさまざまな施策が行われている

―― 具体的にどのようなセキュリティ管理体制を敷いているのでしょうか?

 東京テクニカルセンターの例でいいますと、24時間有人警備、多重セキュリティシステムによる厳格な入退室管理と持ち込み・持ち出し制限、金属探知機による退出時の身体検査、47台の防犯カメラによる24時間監視および録画、さらにポケットを縫い付けたユニフォームを支給して、機器や媒体の持ち出しを防止しています。

 また、勤務状況の厳格な管理や、時間外勤務の基本的な禁止、さまざまな従業員満足度向上策なども含め、当社ではあらゆる角度でのセキュリティ管理体制を構築し、日々運用することでリスクを限りなくゼロに近づけています。今回の事件では、決して起きてはならないことが起こってしまいました。私たちも改めて、気を引き締めて取り組んで参りたいと思います。

柔軟な対応力とPC返却後のデータ消去サービスが強み

―― サブスクリプション事業を始めた背景を教えてください。

 当社のLCM事業では、PCの調達は中長期レンタルを基本としていますが、DaaSという言葉がなかったときから、PCの調達に合わせて、運用中のさまざまなサポートのご相談が多く、個別のカスタマイズをした現在のDaaSのようなサービスを提供していました。そこに、時代的・技術的な背景が重なり、共通の課題を抱える企業が増え、現在の当社DaaSである『Marutto 365』という形に進化したというわけです。

 もともと当社は、お客さまの状況やご要望に応じて、非常に柔軟なカスタマイズをスピーディーに提供できるという特徴がありました。そもそもレンタルは期間設定なども柔軟にできますし、PCのサブスク=DaaSの概念に近いところがありましたので、レンタルからサブスクリプション事業への進化は必然だったといえると思います。

―― 『Marutto 365』について特徴を教えてください。

 『Marutto 365』は、テレワークに適したモバイルノートPCと通信(SIM)、クラウドサービス(Office 365またはMicrosoft 365)に加えて、キッティング、セキュリティ、ヘルプデスクサポート、返却後のデータ消去まで、PC運用・管理・保守を全て一括で月額課金のサービスとして提供する内容です。

―― パシフィックネットならではの特徴、差別化ポイントはどんなところでしょうか。

 『Marutto 365』は、これまでお客さまご自身で不安を抱えながら管理していた使用済PCのデータ消去のフェーズも標準サービスとして、証明書発行まで付加しています。完全なデータ消去の手順は決しておろそかにせず専用ソフトウェアによる上書き消去を施し、データを完全に復元不可能な状態にした上で、リユース品として販売します。単純に初期化だけをしてデータが復元できる状態でのリユースは絶対にしません。これは短期レンタルであっても同様です。シビアなセキュリティ管理が求められる環境にいる従業員には日頃から教育を施していますし、セキュリティ意識が、社風・文化として根付いているのも強みです。

 もう1つは小回りが効くことです。『Marutto 365』というパッケージで、エントリー、ビジネス、エンタープライズと3種類のプランを用意しておりますが、これがそのまま当てはまるお客さまばかりではありません。お客さまの状況、相談内容に合わせて『Marutto 365』を柔軟にカスタマイズして、お客さまオリジナルのDaaSとしてご提供することが可能です。

―― PCの種類なども選べますか。

 もちろんです。各プランでは当社推奨のモデルをそろえていますが、お客さまのご要望やニーズに応じて、メーカー問わずご用意できます。サービス内容、期間などについてもご相談いただければ柔軟な対応が可能です。現在利用されているお客さまも大多数は何かしらのカスタマイズをされてご利用いただいています。

―― 標準の契約期間は何年ですか?

 『Marutto 365』の基本設定では2年です。従来型のPC管理手法では、社内PCのリプレース作業はIT部門に一気に負担がかかる“一大イベント”になるため、リプレースサイクルが4〜5年と長くなりがちですが、キッティングや運用・保守を当社が代行して管理するDaaSであれば、デバイスを一新しやすいのがメリットです。近年、デバイスの陳腐化ペースが早くなっていて、新しいPCのほうが生産性が向上するのは明らかです。働き方改革でモバイルワークを想定したモバイルの需要が増えているほか、バッテリーの劣化についても考慮する必要があり、2年という期間に設定しています。当社DaaSは、実際に多くのお客さまが2〜3年で契約されています。

お客さまのPC資産の運用管理に『Marutto Device Service』

―― 『Marutto Device Service』というサブスクリプションサービスも用意されていますが、こちらはどのような内容でしょう?

 DaaSである『Marutto 365』はデバイスレンタルに通信とITサービス等をプラスしたものですが、この『Marutto Device Service』は、お客さまが自社で購入したり、リースしたりしているPC資産に対して、運用管理の役務部分だけを月額利用料で当社が代行するものと理解すれば分かりやすいかと思います。

 お客さまのPC資産を弊社テクニカルセンターでお預かりし保管、故障時にはキッティングしセンドバック対応、ヘルプデスクおよび障害切り分け、メーカーへのエスカレーション代行などがお客さまにご好評いただいております。資産管理、Office 365活用方法などの社員教育・研修といったサービスも盛り込むことが可能です。

―― IT部門のPC管理業務をそのまままるっとアウトソーシングするような形ですね。こちらを用意している理由は?

 一般的にPCの耐用年数は長く、リース会社との契約期間も耐用年数で決まります。すでに購入したPCをお使いであったり、リース契約をしているPCを利用していると、全台をすぐに弊社のDaaSに移行できるわけではありません。しかし『Marutto Device Service』であれば、すぐにDaaSへの移行ができなくとも、IT部門の負荷を大幅に軽減しながら徐々にDaaS化していくことができます。もちろん、お客さまのPC資産を当社でお預かりするわけですから、セキュリティに対する意識だけでなく、高度なセキュリティ環境は必須です。当社だからこそできるサービスだと自負しています。

経営戦略の土台を担うIT部門がPC運用・管理に忙殺されるのは大きな損失、と語る杉氏

―― PC運用・管理のサブスクリプションサービスを検討している経営者に対してメッセージをお願いします。

 IT部門は、本来企業のIT戦略を担う重要な部門です。にもかかわらず、PCの運用・管理に手いっぱいという状況は、大きな損失につながります。IT人材の絶対数の不足もあり、補充もままならない中、アウトソーシングはその課題を解決する手段として現実的な選択肢ではないかと思います。

 当社の『Marutto 365』『Marutto Device Service』を導入していただければ、働き方改革/モバイルワークの導入やデジタルトランスフォーメーションを進め、IT部門のPC運用・管理に関する業務負荷を大きく軽減し、本来取り組むべき業務に集中することが可能になります。デバイスの入れ替えがしやすくなり、生産性が低下した状態でPCを使い続けなくて済むのも大きなメリットで、TCO(PCの調達・導入や管理・運用・維持に関わる費用の総額)を考えても、サブスクリプションによるコストの平準化の面でも、効果的であると思います。

 DaaSは、サブスクリプションですので短期間だけお試しで体験することもできます。PCのリプレース以外でも、IT業務を進める上での困りごとや面倒ごとがあれば、お気軽にご相談いただければ、ご期待に沿えるのではないかと思います。

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