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» 2020年02月21日 10時00分 公開

サブスクビジネスで中小企業を支援 「次の130年」を見据えたNTT東日本の戦略

NTT東日本は、2019年からDaaS(Device as a Services)という新しいPC利用形態を提供する新サービス「おまかせデータレスPC」を展開している。通信インフラ企業である同社が中小企業向けにDaaSを展開する理由は何か。その狙いを聞いた。

[PR/ITmedia]
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 中小企業でIT部門/担当者の過負荷が大きな問題となっている。従来型のPCの運用管理は、ハードウェア、OS、ソフトウェアのそれぞれでサポート期限が異なるため管理作業だけでも手間がかかる。もちろん、トラブルがあればサポート対応にも追われることになる。

 社会の変容に伴うさまざまな経営課題をテクノロジーの力で解決することが求められている今、企業における重要なIT戦略を担う部門が日々のPC運用管理に忙殺され、本来の仕事に割く時間がないと嘆く声は多い。また、そもそも中小企業では専任IT担当者を用意する余裕がないところもある。

 そこでIT部門/担当者の負荷軽減とIT課題をまとめて解決できるソリューションとして注目を集めているのがDaaS(Device as a Services)、「PCを資産として所有するのではなく、サービスとして利用する」というコンセプトに基づく新しい利用形態だ。

 誰もが知っているNTT東日本も、中小企業向けにDaaSサービス「おまかせデータレスPC」を2019年6月から実施している。通信インフラ企業である同社が中小企業向けにDaaSを展開する理由は何か。その狙いやサービスの特徴について、同社の保科氏に伺った。

NTT東日本がデータレスPCのサブスクリプションサービスを展開する真意は?

IT化のメリットを地域の方々に「楽な形」で提供したい

―― NTT東日本の事業について教えてください。

保科 当社はご存じの通り、電話、通信の企業として長くビジネスを続けている企業です。そしてフレッツ光(月額利用型、定額制)が登場してから20年は、いわば他社に先駆けて“サブスク”ビジネスを展開してきたともいえます。NTTグループの企業が多数ある中で、当社のポジショニングとして、地域のみなさまのビジネスを、通信を使って便利にしていこうという大きなテーマがあります。

 現在、光ファイバーを東日本エリアで1200万施設を敷設させていただいていますが、そのネットワークの上でどういう価値を地域にご提供できるのか、というところに力を入れているところです。

NTT東日本 ビジネス開発本部第三部門サポートサービス担当部長 保科和彦氏

―― その価値というのは、具体的にはどういった内容でしょうか。

保科 例えば、光ファイバーのネットワークの先にWi-Fiルーターを付けて、無線による快適な通信環境ですとか、セキュリティ課題に対しての対策サービスなどを提供しています。そして、これらサービスを提供するうえで重要だと考えているのは、地域のみなさまがストレスなく使っていただけるようなサポートの部分です。ITに詳しくなくても、こうしたITの利便性を享受できるようなサポート機能を力を入れて取り組んでいます。

―― 今回のDaaSもその一環ということになりますか。

保科 そうですね。これまでは通信というところからの派生だったわけですが、さらに一歩踏み込んで、回線の先で利用されるPCをハードウェアだけでなく、ソフトウェア(Office 365)やサポートを加えたサブスクリプションサービスとしてご用意させていただいたのが「おまかせデータレスPC」というDaaSサービスなります。

テレワークも安心のセキュリティを兼ね備えた「データレスPC」のメリット

―― 「おまかせデータレスPC」の特徴を教えてください。

保科 PCの導入やリプレースを考えた場合、どういうPCを選んで、どこに見積もりを依頼し、購入して、初期設定をして、そして故障時の対応をどうするかなど、複数のステップがありますが、そこを全部当社に任せていただくことで、企業の方にとって楽な形で運用できる、というのが特徴です。

―― 選べるPCはどのくらいの種類があるのでしょうか。

保科 現在は3機種からお選びいただけます。横河レンタ・リースさんと提携しており、協業によってスケールメリットを出せることから、リーズナブルな価格で柔軟な選択を可能にしています。研究機関向けなど専門的な使い方でなければ、ビジネスのニーズは一通りカバーできていると考えていますが、今後お客さまのご要望があれば柔軟に検討したいと考えています。

―― “データレスPC”ということですが、詳しく内容を教えてください。

保科 横河レンタ・リースさんのサービスである「Flex Work Place Passage Drive」を導入することでデータレスを実現しています。通常のPCと同じ感覚で使うことが可能でありながら、データをPCに残さないため、テレワークで持ち出して万一、盗難、紛失してしまった際にも情報が漏えいしてしまうことがありません。データはクラウド上にあるため、故障などでPCを交換する際にも以前と同じ環境でスムーズに移行できるというメリットもあります。

―― テレワークのお話が出ましたが、実際にテレワークをしたいといったご要望、ご相談はございますか?

保科 意識されているお客さまは少なくありません。近年は台風などの影響で公共交通機関が運休になって通勤できないというケースが出てきています。また、2020年に東京で実施される世界的なスポーツ大会の影響も不安視されています。BCP対策という意味でも、場所を選ばず仕事ができる環境は、私たちのお客さまも必要とされる段階にきているのだなと感じています。

―― 中小企業の中には、出社できないときに自宅でも仕事をできる環境を作りたい、けれど具体的にどうすればよいのかは全く分からないし、専任IT担当者を割く余裕もない、という会社も多々あるかと思いますが、そういう漠然とした状態からでも相談できますか?

保科 もちろんです。オフィスの外に持ち出してテレワークで仕事をしたい、使いたいソフトウェアがあるなど、やりたいことのイメージはあるけれど、そこへのステップが分からないというお客さまも多いと思います。そういう場合でも、例えばテレワークであれば、デバイスやインターネット回線の選定、データ管理の仕組み、セキュリティ対策など、どこに気を付けてどうすればよいのかなど、当社が適切なご提案をすることが可能です。お気軽に近くのNTTへご相談いただきたいと思います。

IT知識は不問、近所のNTTに丸ごと任せられる安心感が最大の強み

―― 各社がDaaSを展開している中で、お客さまの立場から見て、NTT東日本のサービスを利用するメリットは特にどこにあると考えますか?

保科 当社ならインターネットの利用に必須な通信環境(光ファイバー、Wi-Fi)から、その先につながるPC、そのPCで使うサービス、アプリケーション、そしてサポートまで、オフィスで使うツールをオールインワンでご提供できます。ITに詳しくないお客さまにも、「近所のNTTに丸ごとお任せください」といえることが大きな強みです。国内初の電話開通から130年、当社はまさに世紀を超えて地域に根ざした事業を営んできた実績があります。その安心感も強みの1つではないかと思います。

「これまでの130年間、共に歩んできた地域の企業のみなさまと、次の130年間も一緒に産業を活性化できれば」と語る保科氏

―― 今後のDaaS事業について、将来的な展望や目標があれば教えてください。

保科 PCやソフトウェアのラインアップ拡充を含め、お客さまのニーズに応えて、より良いサービスを分かりやすい形で提供できるようにしていきたいですね。

 当社は地域のみなさまに支えられている企業ですので、地域の産業が元気でなければNTTグループも立ちゆかなくなってしまいます。労働人口の減少に伴う人手不足を転換期と捉えて、さまざまな経営課題をテクノロジーの力で解決し、新しい産業の在り方を地域のみなさまと一緒に作っていきたいと考えています。これまで共に歩んできた130年に続き、次の130年も一緒に過ごさせていただければ幸いです。

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