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» 2020年03月04日 10時00分 公開

働き方改革でIT管理の負荷も軽減:テレワークの環境を安全かつ効率的にするには? ノートPCの理想型がここにある

働き方改革において「テレワーク」は重要な施策の一つと考えられている。しかし、いざ実施するとなればセキュリティやPC管理の課題が浮上する。どのようなPC管理ならばテレワークを適切に実践できるのか。その方法を紹介しよう。

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ハードルが高いシンクライアント

 テレワークは働き方改革を推進する上で有力な施策だ。リモートアクセス環境を整備して働き方の幅を広げたことで、生産性やモチベーションの向上に成功した組織の例は少なくない。テレワークの実践に当たっては、制度の変更や企業文化の醸成はもちろんだが、どのようなIT製品を選定すべきかという点も大きな課題である。

 テレワークを実現する方法として、VDI(デスクトップ/アプリケーション仮想化)によるシンクライアント(端末の機能を最小限にして、サーバで処理をする仕組み)を採用することも候補になる。個人のデスクトップがデータセンター側にあれば、端末の盗難に遭ってもデータが流出することはない。しかし、シンクライアントがどの企業にも適しているわけではない。特にVDIは、高性能のサーバやストレージをデータセンターに設置し、快適なネットワーク環境を整える必要があり、導入コストが高額になりがちだ。ランニングコストも無視できない。サーバ環境のメンテナンスを軽視すると、性能が劣化して業務遂行に支障が出る。ネットワークやセキュリティの運用監視も重要だ。

 VDIは、デスクトップ画面を転送するためのネットワーク接続が前提のシステムである。そのため接続環境が変化する移動中には使いにくいという難点もある。音声や動画がスムーズに再生できず、Web会議システムは利用しにくくなる。

 インフラの運用管理負荷を軽減する目的ならば、DaaS(Desktop as a Service)を活用するという方法もある。しかし月額費用が高額になりがちな上に、カスタマイズが困難で独自の環境を実現できないケースもある。サーバに置いたアプリケーションを共有する「サーバベース型」のシンクライアント方式もあるが、高い操作性や性能を発揮させることが難しく、テレワークに期待される業務生産性の向上が図りにくいのが難点だ。

画像 横河レンタ・リースの福田 大次朗氏

 「シンクライアントを導入したものの、限界を感じてファットクライアントに戻る企業も少なくありません。高性能なSSDを搭載し、8GBのメモリとIntelのCPU『Core i5』『Core i7』などを搭載したノートPCであれば『Windows 10』が快適に稼働し、スムーズに業務をこなせるでしょう」。横河レンタ・リースの福田 大次朗氏(事業統括本部ソフトウェア&サービス事業部 推進課長)はこう指摘する。

 テレワークを支援するツールとして、シンクライアントにこだわる必要はないということだ。高性能のノートPCを準備した方が従業員の生産性やモチベーションの向上も期待できるため、高額な初期コストをかけられない中堅・中小企業には適している可能性がある。最新のWindows 10はマルウェア対策などのセキュリティ機能も豊富で、安全性は大幅に向上する。

 ただしファットクライアントを使うならば紛失や盗難リスクを前提としたセキュリティ対策は不可欠だ。煩雑なWindows 10の運用管理も避けられない。こうした課題を解決する方法として、柔軟で安全なPC環境を実現する横河レンタ・リースの製品群「Flex Work Place」を紹介しよう。

データレスPCの実現とWindows 10管理の強化

 テレワークでシンクライアントが利用されるのは、データが端末に保管されないことが最大の理由といえる。つまり、データが端末に残らなければシンクライアント同様のメリットを得ることができる。Flex Work Placeの「Passage Drive」は、端末にデータを残さない「データレスPC」を実現するサービスである。

 Passage Driveは、ファットクライアントのWindows 10の操作感を維持しつつ、ユーザーが使うデータはMicrosoftのファイル同期/共有サービス「OneDrive for Business」に保存する。利用中のファイルはPCのキャッシュメモリで管理されるため、一時的にネットワークが切断されても作業を続行できる。ファイルを閉じればキャッシュメモリにあるデータは自動的に削除されるため、端末の紛失や盗難でデータが流出する心配はない。データ移行の必要なしにPCのリプレースや故障時の交換作業を実施することも可能だ。

 「Windows 10の運用には注意が必要」だと福田氏は指摘する。「Windows 10は、短期間で大規模なアップデートが繰り返されるためIT担当者の負荷が大きくなる可能性があります。セキュリティレベルの低下を防ぐため、パッチ適用の状況を適切に管理する必要もあります。Windows 10のアップデートに伴うネットワークの負荷も大きな課題です」

 そこで役に立つのがFlex Work Placeの「Unifier Cast」だ。Unifier Castは、「Windows Update」を統合的に、効率的かつ低負荷で管理するためのサービスである。Windows 10の更新プログラムのデータは非常に大きくなりがちだが、ダウンロードは組織で1回すればよい。ダウンロードしたデータはUnifier Castのサーバで小さなデータブロックに分割され、端末同士でデータブロックを共有する技術によって効率的に分散配布される(図)。

画像 図 Unifier CastはWindows 10の更新プログラムを効率的に配布できる。FUはOS全体の大型アップデート「Feature Update」、QUは1カ月に1回以上提供される累積更新プログラム「Quality Update」、SSUはWindowsの更新プログラムをインストールする機能の修正プログラム「Servicing Stack Update」、WSUSはMicrosoft製ソフトウェアの更新プログラムを配信する「Windows Server Update Services」を指す《クリックで拡大》

 Windows 10のアップデートは、不具合を発見するためパイロット運用が推奨されているが、Unifier Castであれば不具合にも適切に対処できる。ダッシュボードでアップデートの状況を可視化し、統合的に管理できるからだ。アップデートに失敗した端末を特定し、横河レンタ・リース独自のトラブルシューティングを速やかに実施することも可能だ。インターネットを介したアップデートが可能であるため、テレワークを実施中の端末はVPNで社内ネットワークに接続する必要はない。このアップデート管理機能はWindowsだけでなく、サードパーティー製のソフトウェア配信にも利用できるため、多様なデバイスを統合管理するのに役立つ。アプリケーションの管理機能である「Flex Work Place AppSelf」を組み合わせれば、アプリケーションの統合管理も容易だ。

 「横河レンタ・リースは、長年にわたりレンタルPCで企業のPC調達の悩みを解決してきました。数十万台の在庫を持ち、お客さまのごとのレンタルPC契約台数によらず安定的な価格を保っているのは強みの一つです」と福田氏は語る。働き方改革にはPC環境が重要だからこそ、細かなニーズに合わせて端末を選択できるのは大きなメリットになるだろう。

テレワークに最適なノートPCの理想型

 テレワークにファットクライアントを使うならば、福田氏が述べるように強力な性能を備えた端末を選びたい。使い勝手が良く、可搬性に優れ、セキュリティ機能も豊富な端末が理想的だ。そこで、テレワーク向けノートPCの一つとして日本HPの「HP Elite Dragonfly」を紹介しよう。

 HP Elite Dragonflyは、同社が素材から見直して再設計したモバイルノートPCだ。重量約999グラム(2セルバッテリー搭載時)、薄さは16.1ミリ。バッテリー駆動時間は最大約24.5時間(4セルバッテリー搭載時。2セルバッテリー搭載時は最大約16.5時間)で、30分で50%の充電が可能な「Fast Charge」機能を搭載する。堅牢(けんろう)性にも優れており、「MIL-STD-810G」(米国防総省制定MIL規格)に準拠するだけでなく、HP独自の12万時間連続稼働テストにも合格している。さらに、物理シャッター付きWebカメラ「HPプライバシーカメラ」や、ビジュアルハッキング(のぞき見によるデータ盗難)を防ぐ内蔵型プライバシースクリーン機能「HP Sure View」(2020年2月以降に発売予定)など、セキュリティを確保する機能も搭載している。

 ネットワーク機能も充実している。高速な無線LAN規格「IEEE 802.11ax」(Wi-Fi 6)を標準搭載する他、「LTE-Advanced」規格に準拠した「4G LTE」モデルもある。Bang & Olufsen監修の高品質な音声機能も相まって、Web会議や電話会議も快適に利用できるだろう。モバイルデバイス管理(MDM)を利用した遠隔ロックやデータ消去なども可能だ。

 14型フルHDのモバイルモニター「HP EliteDisplay S14」を組み合わせれば、テレワークの作業効率を高められる。モニターの重量は約1キロ。USB Type-Cのバスパワーだけで稼働するので出張先などで活躍するだろう。

画像 HP Elite Dragonfly(左)とHP EliteDisplay

 テレワークを検討するとき「オフィスと同じように働ける満足度」を諦める必要はない。パワフルなノートPCに、セキュリティと運用管理を強化する手法さえ確立すれば、IT管理者の負荷を肥大化させることなく気軽に実現できるはずだ。

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提供:横河レンタ・リース株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2020年3月10日

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