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» 2020年12月02日 10時00分 公開

パワポ感覚で動画を作成:コストもスキルも心配なし 「対面」できない時代に活用すべき、ビジネスアニメーションツールとは?

コロナ禍で「対面」の機会が失われる中、注目が集まる動画活用。とはいえ、動画の制作には専門のスキルを要し、コストもかさむ――そう考えられがちだろう。こうした課題を解決するのが、ビジネスアニメーション制作ツール「VYOND」だ。

[PR/ITmedia]
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 近年、どんどん動画の重要性が増してきている。すでに子どもの頃からデジタルに親しんでいた世代が社会の中心で活躍し始めるようになり、情報収集や学習にも動画を利用する流れが拡大しているからだ。エンターテインメントコンテンツだけでなく、ビジネスシーンでも動画コンテンツの活用がこれまで以上に進んでいることは、誰しもが納得するところだろう。また、コロナ禍によって「対面」の機会が減ったことで、営業やマーケティング、研修を動画にシフトしているケースも散見するようになってきた。

 そんな中、注目を集めているのがビジネスアニメーション制作ツール「VYOND(ビヨンド)」だ。VYONDはアニメーション制作に特化したクラウドサービスで、動画編集やイラストを描く専門スキルのない人でも、テンプレートを組み合わせることで手軽に動画を作成できるのが特徴のツール。PowerPointを使うような感覚で、説得力のあるアニメ動画を作れるようになることから、多くの分野で導入が進んでいる。もともとは海外のサービスだが、2018年にウェブデモが開発元と正式契約を締結し、日本国内の販売・サポートを行っている。

 今回は、VYONDを導入・活用を進め、パートナー企業向けの動画コンテンツを量産するようになったキヤノンマーケティングジャパンに、導入の経緯や選定のポイントなどについて話を聞いた。

高品質なアニメーションを手軽に作成できる「VYOND」

近い将来、動画での情報収集は当たり前になる

 キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノン製品と関連するソリューションの国内マーケティングを中心に事業を展開している。具体的には、個人の顧客を対象に価値を提供する「コンスーマビジネスユニット」と大企業中心に担当する「エンタープライズビジネスユニット」、半導体や医療、商業印刷などの専門的な分野を担当する「プロフェッショナルビジネスユニット」、そして「エリアビジネスユニット」の4つのセグメントで事業を行っている。中でも、最近特に注力しているのはITソリューションだ。

 今回、VYONDを導入したのはエリアビジネスユニットでデジタルマーケティングを推進する部署。同社では販売代理店のことをパートナーと呼んでおり、同部署では、そのパートナーに向けて商品理解の促進や営業スキル向上に役立つようなコンテンツ提供を行っている。

 VYONDの導入を主に担当しているのが、エリアビジネスユニットデジタルマーケティング推進本部デジタルマーケティング戦略部デジタルマーケティング推進課の加藤実課長だ。加藤氏は、18年にエリアビジネスユニットに異動してきた。

キヤノンマーケティングジャパンでVYONDの導入・活用を主導している加藤実氏

 加藤氏が年々高まるデジタルマーケティングをより強化しようと目を付けていたのが、動画を使ったマーケティング施策だった。「以前は企画の組織で、中長期の計画を立案する業務を行っていました。今後5〜10年スパンで物事を考えたとき、デジタルで情報収集をする若い世代がビジネスの中心に出てくることで、動画の世界はもっと伸びると確信していました」と加藤氏は振り返る。

すぐに大きな反響を呼び、成功を確信

 赴任後、早速動画コンテンツを仕掛けるために検討を始めたところ、同社では過去に粘土でつくった人形(クレイ人形)を使ったストップモーション動画をプロモーション目的で作ったことがあると分かった。しかし、その後使わなくなっており、保存環境もあまりよくなかったことからクレイ人形は使えなくなっていた。そこで苦肉の策として、当時使っていたクレイ人形の写真を利用して、紙芝居のような動画コンテンツを作ることにした。

 「この動画をパートナー向けのサイトで公開したところ、たくさん再生されてヒットしました。すると、パートナーからエンドユーザーとなるお客さまにもその動画を見せたいという声が上がってきたのです」(加藤氏)

 従来のコンテンツでは数百ほどのアクセスがあればヒットの中で、新たに制作したコンテンツは数千ほどのアクセスがあるなど、パートナーからの反応が目に見えて大きいことから手応えを感じたという。しかし、クレイ人形の作成者と結んでいた契約では、権利の問題でパートナーまでしか成果物を見せられないようになっていた。そこで加藤氏は、著作権を気にせずに公開できる動画作成ツールを探し始める。

優れた操作性とイメージ通りの表現をサポートする豊富な演出機能

 リサーチを続ける中で、いくつかの候補は見つかった。当初から数多くの動画制作を見込んでいたため、コストがかからないものを前提に探す中、手頃な価格のツールもあったというが、日本語フォントを扱えないなどの理由でなかなか選定には至らなかった。そんな中、19年11月にVYONDに出会った。

 コストもさることながら、選定のポイントとなったのは動画制作のしやすさだ。加藤氏はもともと、ストーリーテリングなど、コンテンツを使ったマーケティングの知識は勉強して身につけていた。しかし、その構想を絵に描いたり、動画を作成したりと肉付けするスキルがないことが課題だった。その苦手なポイントを、VYONDがサポートしてくれると感じたという。

 「演出機能が豊富で、これなら自分でもインパクトのある動画を作れそうだぞ、とイメージできました。とはいえ、すぐ導入というわけにはいかず、まず上司を説得する必要があります。そこで、企画書を作成するとともに無料トライアルを使って1分くらいの動画を作ってみました。本当にPowerPoint感覚で簡単に作成できたのには驚きました」(加藤氏)

 わずか数時間で作った動画を当時の上長に見せたところ、「いいじゃないか」と即決で導入が決まったという。そのときはホワイトボードアニメーションを作ったのだが、単に文字を映し出すだけでなく、手で描いている風に演出できたり、タイピング風に演出できたりといろいろな表現ができ、短い動画時間でも十分なインパクトを与えられたそうだ。

1人でも簡単に作成 動画を起点とした仕組みづくりにも活用

 その後すぐに正式導入し、年明けの1月にはウェブデモが主催するVYONDの説明会にも参加。とはいえ、すぐに本格的な動画制作には着手できなかった。同社の業務フロー上、プロモーション動画を制作する場合は、その担当部署からシナリオを提出してもらう必要があるが、そのシナリオが(不慣れなこともあり)なかなか提出されてこなかったからだ。

 2月に入り、加藤氏は担当部署に自分で作成したMicrosoft 365の機能を有する「HOME type-O」のプロモーション動画の案を提示した。「Microsoft Office 2010」の延長サポートが20年10月13日で終了するため、このタイミングでプロモーションを開始しないと顧客のリプレースが間に合わなくなってしまうという危機感があった。4分くらいと長めの動画だが、他の仕事と並行しながらわずか2日で完成させられたという。

 その動画をパートナー向けサイトで公開したタイミングで新型コロナウイルスの感染拡大が本格化。動画を見た社内の他部署からも反響が広がり、急ピッチで動画用のシナリオが作成されるように。3月にはキヤノンの中小オフィス向けクラウドストレージサービス「HOME type-SL」の動画をVYONDで制作した。

 「HOME type-SLの販促資料に2次元バーコードを載せ、読み込むとYouTubeで公開している動画が再生されるようにしました。VYONDの導入目的の一つには、こうした動画を組み込んだマーケティングの仕組みを実現するというものもあったので、このときようやく軌道に乗せることができました」と加藤氏は話す。新型コロナの影響もあり、多くの会社でITソリューションの導入検討が進む中、VYONDは同社のマーケティングを大きく飛躍させている。

パートナーからの評価も好調、他部署でも導入機運が高まる

加藤氏は、同課チーフの有馬武秀氏(写真右端)、佐々木恵美子氏(写真左端)と協力してVYONDを活用した動画を量産していった

 その後、有馬武秀チーフと佐々木恵美子氏と3人で次々とVYONDでアニメーション動画を量産。現在、部署として目標に掲げていた、紙芝居風動画とVYONDで制作したアニメを合わせた制作本数も優に超えそうで、よりアグレッシブな目標として掲げていた本数もクリアできる見込みだという。



 量産体制に入ったVYONDの動画は好評のようで、緊急事態宣言を受けて外出が難しかった期間には特に視聴数が増えている。前年と比較して1.5倍ほど増えたというパートナー向けサイトの閲覧数を大きくけん引しているのは、間違いなく説得力やインパクトに満ちたVYOND製の動画だといえるだろう。制作した動画はYouTubeで公開しており、コンテンツの広がりにも期待しているという。

 パートナーが開催するイベント・フェアやキヤノンのグループ会社が行うセミナーなどでも、VYOND製の動画を流したいというオファーが続々と来ている。社内でも、他部門での導入を望む声が上がったり、グループ会社では既に加藤氏の紹介を経由して契約をした企業も出てきていたりしているという。

「導入に迷うことはない」――今こそ、動画を活用したビジネス変革を

 VYONDを検討している企業に対してアドバイスを聞いたところ、加藤氏は「検討しているんだったら、迷うことはない」と答える。「VYONDはとても使い勝手がよく、演出にも優れた素晴らしいソフトです。シナリオを自分で考える必要はありますが、それさえできれば本当に簡単に動画が作れます。これから動画を活用したビジネス変革にチャレンジするのであれば、非常に適したツールだと思います」(加藤氏)

 最後に、VYONDを活用した今後のビジョンについて聞いた。

 「お客さまのニーズに対して、弊社が提供する商品やサービスを利用した解決策を、VYONDで制作したアニメーションの中で表現することで、スピーディーな意思決定に役立てていただきたいと考えています。また、お客さまやパートナー向けだけでなく、社内学習でも活用していきたいですね」(加藤氏)

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提供:株式会社ウェブデモ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2020年12月12日