製品開発でのデータ活用、需要予測の心得をマーケティングの専門家に聞いた

マーケティングの分野において、正確な需要予測は事業成功の鍵を握るといっても過言ではない。ツールを使った需要予測を、より効果的に活用するために何ができるだろうか。

» 2021年05月28日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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 メーカーや小売店が製品・サービスの価格や生産量、在庫数を決める際、最も重要になるのが、その製品にどのくらいの需要が見込めるかを検討することだ。売り上げや利益を最大化するため、需要と価格や数量のバランスを探ることは、売れる仕組みを作るマーケティング活動の一環といえる。

 一歩間違えれば、たとえ製品やサービス自体が良い物であってもビジネスとして失敗となる場合もある。マーケティングの分野などにおいて、正確な需要予測が安定した事業の鍵を握るといっても過言ではない。

 そこで多くの現場で使われているのが、蓄積した過去のデータを活用して商品やサービスの需要を予測する需要分析ツールだ。

 需要分析ツールは人間に比べ、より細かな分析ができる点や、“ベテランの勘”のような属人的な判断によらない安定的な予測ができる点などさまざまなメリットがある。一方で、使い方を誤ると全く的外れな結論を導くこともある。

 今回は、東京大学大学院経済学研究科教授で、経済学などの学問領域で得た知見を企業や政府自治体などの課題解決につなげる東京大学エコノミックコンサルティング(東京都文京区)の取締役も務める経済・マーケティングの専門家、渡辺安虎氏に、企業のマーケティング活動でツールを使った需要予測をより効果的に活用するための考え方について聞いた。

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