簡単だから、いろいろ試せる! 老舗企業がオンライン会議の「イライラ」を解消できたワケ高性能スピーカーフォン「Poly Sync」ファミリーの威力

ITmedia ビジネスオンラインで募集した、ポリコムジャパンが提供する高性能スピーカーフォン「Poly Sync」ファミリーの無料モニター。本記事では、創業約100年の老舗企業がPoly Syncを活用し、コロナ禍で増えたオンライン会議のストレスをどう解消したのかをレポートする。

» 2021年12月27日 10時00分 公開
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 ITmedia ビジネスオンラインでは、ポリコムジャパン(以下、Poly *)が提供している高機能スピーカーフォン「Poly Sync」ファミリーについて「あなたの音声が、相手にストレスを与えているかも? オンライン会議を「音」で変えるスピーカーフォン「Poly Sync」」という記事で紹介し、期間限定で無料モニターを募集。多くの応募をいただいた。

*「Poly」はPlantronicsとポリコムが統合して生まれたPlantronics Inc.のブランド名です。

 その中から、今回は富山県を拠点にお菓子の製造販売事業を展開する日の出屋製菓産業の体験レポートをお届けする。初めてPoly Sync ファミリーを使ってみて、どんな感想を持ったのだろうか。

Poly Sync ファミリーのスピーカーフォンはそれぞれサイズの異なる3デバイスで構成される。大きい方から「Poly Sync 60」「Poly Sync 40」「Poly Sync 20」で、紫色のMicrosoft Teams 専用ボタンが付いているタイプ。専用ボタンがついていないタイプも提供している

創業から約100年 働き方を徐々にアップデート

同社の代表商品である「しろえびせんべい」

 同社の創業は、1924年。もう少しで100周年を迎える老舗メーカーだ。法人化したのは54年で、現在68期目を迎える。主に米菓の製造・販売事業を行っており、富山湾の宝石とも呼ばれるしろえびと、富山県産のコメを使用したせんべい「しろえびせんべい」や、昔ながらのあられを詰め合わせた「こきりこ」などが人気だ。

 原料や製法にもこだわっており、「地産地証(その土地で製造することを証明するという意)」をかかげ、地域の素材の使用を積極的に推進している。原料米は富山県産100%、副材料も国産品を使用しており、製法も昔ながらの伝統的な製法を守っているという。

 本社は富山県南砺市に構える。また、本社敷地内と立山・黒部アルペンルートの入り口である立山町の2カ所に工場を構えている。富山県だけでなく東京や大阪、名古屋に営業所と販売店を、金沢や横浜にも販売店を展開しており、従業員は約350人で、その6割が女性だという。

 モニターに応募いただいたのは、同社で総務部システム企画グループ マネージャを務める平野賢氏。総務部のシステム企画グループといっても、構成人員は平野氏のみの、いわゆる「ひとり情シス」だという。創業100年近い老舗のIT周りを1人で管理するのはなかなか難しそうに感じるが、コロナ禍前から着実にデジタル化を進めてきていた。

 「以前は、昭和風といいますか、長時間働くことを是とする風潮がありました。その中で、現在の専務が35歳で就任したこともあり、組織として世代交代が進みました。改革を進める中で私が入社し、オンライン会議システムの導入をはじめとした営業活動の効率化や、テレワーク体制の構築を進めていたのです」(平野氏)

コロナ禍で増えたオンライン会議 「聞き取りにくい」不満が顕在化

 例えば、同社は東名阪に営業所を持っているのだが、毎月のように経営層が2〜3泊しながら各営業所を視察していたという。わざわざ旅費や宿泊費などのコストをかけ、かつ時間単価の高い層が移動中に何も業務ができないのはもったいないということで、社外でもグループウェア、共有ファイルにアクセスできる環境、オンライン会議というキーワードが命題となり、2019年に「G suite」(現Google Workspace)を導入した。

 ただ、グループウェアはすんなりと社内で使われ始めた一方で、オンライン会議はなかなか浸透しなかったという。そうした中、コロナ禍で急速にテレワークやオンライン会議が広まり、同社でも、取引先から寄せられる非対面での商談要望などから使用頻度が高まり、徐々に浸透していった。例えば、本社と営業所間で実施する営業会議、工場間の品質保証などに関する打ち合わせ、取引先との商談などでリモート化が進んだ。

 オンライン会議を中心としたリモートコミュニケーションが増える中、従来のスピーカーフォンに不満が募り始めたのが、今回のモニターに応募したきっかけの一つだったという。

 「もともと他社のスピーカーフォンを使っていたのですが、会議室の広さに対してサイズが小さいからか、低音が聞き取りにくいことが多々ありました。特に声の低い人と会話すると、ちょっと何をいっているのか分からない、となってしまうことが多かったのです。そこで、快適にコミュニケーションできるスピーカーフォンを調べていました」(平野氏)

 既に使っているデバイスをリプレースし、本格導入するためにはさまざまな検証をする必要がある。無料でデバイスを貸し出してもらえるベンダーもあったが、その期間はたいてい1週間、長くて2週間程度だったという。平野氏だけが個人で評価するなら問題ないが、他の社員の評価も交えるとなると、期間内で十分な検証がしきれない。悩んでいたところ、今回のモニター募集を目にし、「Polyはビデオ会議などリモートとのコミュニケーション領域で先鞭をつけている企業だというイメージが以前からあった」(平野氏)ことから応募したという。

大人数が話しても聞き取りやすい ノイズやエコーも軽減

 モニターに際して、Polyからは「Poly Sync 20」と「Poly Sync 40」、2種類のスピーカーフォンを提供。広めのスペースでも使えるPoly Sync 40は会議室に置いて社員に使ってもらい、パーソナル向けのPoly Sync 20は主に平野氏が自宅で試用した。

 前述した通り、同社では本社と東名阪の営業所との間でオンライン会議を行うことが多い。その際は本社側の参加人数が多く、通常でも約10人、多くて14〜15人が参加するのだが、Poly Sync 40で問題なくやりとりできているという。

会議室の様子。画面右下のデバイスがPoly Sync 40

 従来であれば、複数人が発話して声が混ざっていた状況でも、導入後は聞き取りやすく集音できている。遠隔地の相手からも「以前よりも聞きやすくなった」とフィードバックを受けているという。

 これは、3つのマイクアレイを搭載し、「ビームフォーミング」技術により話者に焦点を合わせ、周囲の騒音を抑えた上で、相手に音声を送信してくれるためだ。Poly Sync 20であれば半径2メートル、Poly Sync 40であれば半径2.5メートルの集音範囲がある。ビームフォーミングは会議室向け製品に搭載されることが多く、Poly Sync 40/60はもちろん、主に個人利用向けサイズであるPoly Sync 20にも搭載しているのは珍しいといえる。

 また、「全二重音声」機能により、音声の送信と受信を同時に行える点もポイント。対面でのコミュニケーションと異なり、オンライン会議では複数の参加者が同時に話し始めてしまい、会話が被ることがよくある。その際も、お互いの声が聞こえやすいので、スムーズに会話が続けられるのが強みだ。

強みは「音質」だけじゃない! コミュニケーションを進化させる多彩な機能

 音質だけでなく、操作性やポータビリティーもPoly Sync ファミリーの強みだ。

 「細かな点ですが、Poly Sync 40のコネクターにアダプターが付属していて、USB Type-AとType-Cの両方が標準で使えるのはいいなと思いました。さまざまなデバイスを使うことを考えると、USB Type-C端子があるのは便利ですね。すでに提供いただいてから1カ月以上使っていますが、会議室設備のメイン機として、多くの社員がPoly Sync 40を活用しています」(平野氏)

 一方、Poly Sync 20は平野氏が在宅勤務する際に活躍している。オフィスの会議室で使用しているPoly Sync 40と同様に低音がよく出ており、声が低い人とも快適に通話できているという。また、オンライン会議につないでいないときなどは、音楽を流してリフレッシュにも活用しているとのこと。音楽を楽しむ際にも、低音部分の鳴りがいいという。

自宅利用の様子。画面右端のデバイスがPoly Sync 20

 オフィスでも自宅でも、基本的にはUSBケーブルでPCと接続して利用しているそうだが、Poly Sync ファミリーはバッテリーを内蔵しているため、ワイヤレスでも動作する。例えば、自社で倉庫市を開催した際、店先が無音だと寂しいので、BGMを流すのに使ってみたこともある。その際にPCとワイヤレスで接続し、音が最適に広がる位置にPoly Syncを設置できたという。

 この他にも、社員にはデバイスを自由に使ってもらい、さまざまな試行錯誤を繰り返す中で、新たな使用法に気付くこともあると平野氏は話す。

こうした催事場などに出店する際に、BGMのスピーカーとしてPoly Sync 40を活用している

 「直感的に使えるのもいいですね。音量のアップ/ダウンやミュートなど、ボタンに触れるだけで操作できます。非常に分かりやすいので、ユーザーのITリテラシーにかかわらず使えるのが便利です。ケーブルも、ただつなぐだけなので、複雑な設定が不要な点もいいですね」(平野氏)

 Poly Sync ファミリーはオンライン会議サービス「Zoom」と「Microsoft Teams」の認証を取得しており、例えばデバイス上の「Teams」専用ボタンを押すと即座にMicrosoft Teamsが起動する。こうした細かいところの操作性もありがたいところだ。

 細かいところでいうと、内蔵バッテリーはスマホなどの電池が切れそうなら、一時的にモバイルバッテリーとしても利用できる。Poly Sync 20は小型で持ち歩けるため、いざというときにも安心だ。

シンプルで使いやすいから、さまざまな試行錯誤ができる

 最後に、今後の展望を伺ったところ、平野氏は次のように締めくくった。

 「当社では、外部の大きなスペースを借りて意識のすり合わせなどを行う大規模な会議を開くことがあるのですが、その際に遠方にいて出席できない人はオンライン会議でつないでいます。会場が広いので、今後はPoly Sync 40をカスケード接続させて利用する、ということも検討しています。

 また、フード関係の展示会に出展する際、Poly Sync 20を設置し、お客さまの質問に対して現場の営業担当が即答できないときは本社にオンライン会議でつないで対応するといった利用シーンも考えています。

 いずれにせよ、Poly Sync ファミリーは高品質な音声だけでなく、シンプルさや使いやすさが抜群なので、どんどん社員に使ってもらうことでさらに新たな活用法が見つかればと思いますし、今後もさまざまなことを試してみたいですね」

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提供:ポリコムジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2022年1月15日