日本の経営層が重要視する「従業員のスキル向上」にLinkedInラーニングが役立つワケ

» 2022年12月09日 10時00分 公開
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 最近、よく耳にするようになったリスキリング(現役のビジネスパーソンの学び直し)。2020年に開催された世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)では「リスキリング革命(Reskilling Revolution)」が発表され、「30年までに世界で10億人をリスキリングする」ことを宣言。国内でも、岸田文雄首相が所信表明演説において、個人のリスキリングの支援に「5年で1兆円を投じる」と言及している。

 社会やビジネスにとって、未来の予測が難しい「VUCA(ブーカ:Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguity)時代」といわれる今、個人はもとより、日本の経営層の多くが、企業の継続的な成長と従業員のスキル向上に向け、リスキリングの重要性を感じているようだ。

 8億7500万人が利用するビジネス特化型SNSを運営する「LinkedIn(リンクトイン)」が、日本を含む17カ国の経営層約3000人を対象にした調査によると、海外に比べ、日本の経営層の多くが成長戦略の重要な柱として「従業員のモチベーション維持」と「リスキリング」を位置付けていることが明らかとなった。

従業員の福利厚生は維持 物価上昇へのサポートも

 経済の先行き不透明感が強まる中、福利厚生費の削減を予定しているか聞いたところ、グローバルでは66%が「すでに実施している」「予定している」と回答したのに対し、日本では62%が「(実施する)予定はない」と答え、従業員の福利厚生を維持しようとする姿勢が強いことが判明した。

リスキリング 調査は22年9〜10月、従業員1000人以上かつ、年間売上が2億5000万英ポンド超の企業の経営層2929人を対象に実施。調査実施国は英国、アイルランド、フランス、ドイツ、オランダ、イタリア、スペイン、スウェーデン、アラブ首長国連邦、米国、メキシコ、ブラジル、インド、シンガポール、オーストラリア、日本、中国の17カ国で、日本では100人の経営層を対象としている(リンクトイン・ジャパン調べ)

 なぜ日本は突出して福利厚生費の削減を予定しない企業が多いのか。理由を尋ねたところ、60%が「従業員の心身の健康維持が重要であること」、59%が「従業員の士気の低下を防ぐこと」と回答した。

 今後6カ月間のビジネスにおける優先事項については、日本は「成長のための新規人材採用」が34%と最も多く、次いで「従業員のキャリア開発サポート」が33%だった。このほか、物価上昇に対する従業員へのサポートとして採られている施策は、「賃金・給与の増加」(36%)が最多で、「育児へのサポート」(28%)、「福利厚生に関する助成」(25%)と続いた。

従業員のリスキリングを重要視

 今後6カ月の人材戦略における優先事項を聞いたところ、日本の経営層からは「従業員のモチベーションとやる気の維持」(46%)が最も多くあがった。次いで「従業員のスキル向上・リスキリング」(33%)、「さらにフレキシブルな職場環境を提供する」(32%)と続く結果に。

リスキリング (リンクトイン・ジャパン調べ)

 また、自社の戦力が先行き不透明な経済への耐性を持つために必要な施策としては「従業員のスキルに基づいた成長領域への配置転換」「従業員のスキル向上とリスキリングへの投資」がいずれも40%超となった。

リスキリング (リンクトイン・ジャパン調べ)

 調査を行ったリンクトイン・ジャパンは「ビジネスのDXが進む中、日本の経営層の間では従業員のやる気を高めつつ、従業員のスキル向上はリスキリングが重要であると考えられている」と指摘する。経済の先行き不透明感が強まる中でも、日本の経営層の多くは人材にかかる費用の削減を考えておらず、また成長戦略として従業員のスキル向上を位置付けていることが明らかとなった。政府や産業界でリスキリングの必要性についての認識が高まっているが、リンクトイン・ジャパンの調査でもそれが裏付けられた形だ。

LinkedInラーニングが支持されるワケ

 リスキリングのソリューションとして国内外から支持されているのが、リンクトインが展開する「LinkedInラーニング」だ。AIが最適なコンテンツを推奨してくれるeラーニングプラットフォームで、ビジネス、テクノロジー、クリエイティブといったカテゴリーから7カ国語で1万8000以上のコースを提供している。このうち日本語のコースは1100以上にのぼる。

 受講者のアクセスは無制限で、幅広いライブラリの中から希望のコースを選択でき、好みのデバイスで学習できる点も魅力だ。スマートフォンでの視聴も可能で、電車で移動中など、隙間時間を活用して学習もできる。

 21年7月から22年6月までに日本で最も視聴されたコースは、「ウィークリービジネス英語シリーズ」だった。また、「クリティカルシンキング」や「判断力の高め方」など、ビジネスでの判断力に関わるコースや、「デジタルトランスフォーメーション」もランキングの上位に入っている。企業のDXニーズの高まりと、それにまつわるスキルに注目が集まっていることがこの結果からも見て取れる。

リスキリング (出所:リンクトイン・ジャパン)

 LinkedInラーニングのメリットは、学習面だけではない。個人のLinkedInアカウントのプロフィールセクションに、修了したコースやラーニングパスの「修了証」を追加でき、自身の関心分野や、学習を通して得た専門的な知識やスキルを、雇用主や上司、クライアント、友人らに共有できる。

 リスキリングに関する施策の導入を検討している企業は一度、LinkedInラーニングを試してみてはいかがだろうか。

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