「PC買い替え問題あるある」をマウスコンピューターが解決 注目の導入支援サービスとは?マウスコンピューター30周年記念特別インタビュー

» 2023年10月27日 10時00分 公開
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 従業員が1人1台PCを使う今の時代において、効率的な投資の一つがPC環境の整備だ。低スペックのPCを使っている現場なら、作業に必要な適正スペックのPCに置き換えるだけで起動や処理の待機時間が短くなり、業務効率化に直結する。古いPCのままであれば積もり積もって数百時間単位の時間ロスが生まれるだろう。処理の遅いPCにイライラして、従業員の生産性が下がってしまうリスクもある。

 しかし、PCの買い替えにはさまざまな問題があるのも事実。費用面はもちろん、「初期設定やデータの移行が面倒」「IT専任者がおらず、うまく移行できるか不安」「選んだモデルで快適に動作するか事前に分からない」など不安は尽きない。

 そんな導入時の悩みを解決するため、PCの「導入支援サービス」を提供しているのがマウスコンピューターだ。2023年に設立30周年を迎えた国産PCメーカーの同社は、これまでどのような現場の悩みを拾い、解決してきたのか。法人営業部の金子泰貴氏と開発本部製品開発部の岩崎直氏に聞いた。

マウスコンピューター 第二営業本部 法人営業部の金子泰貴氏(写真=左)と同開発本部 製品開発部の岩崎直氏(写真=右)

「ちょうどいい1台」を追求してきた30年

 マウスコンピューターは1993年、埼玉県春日部市でPC事業を開始。2011年に法人向けブランド「MousePro」を正式に立ち上げた。16年には創業以来初めてのTVCMを放映。乃木坂46やマツコ・デラックスを起用したTVCMで、マウスコンピューターは広く知られるようになった。認知拡大により、法人事業は売り上げの半数近くを占める大きな柱に成長。現在は中堅・中小企業を中心に、北海道から沖縄まで多くの業種、業態の会社に支持されている。

顧客にとっての『ちょうどいい1台』を提供することで支持を得てきたと話す金子氏

 「MouseProブランドを立ち上げる前からお客さまに寄り添い、一人一人の使い方に適した『ちょうどいい1台』を提供するという方針は一貫しています。これはBTO(Build To Order:受注生産)でカスタマイズしながら国内製造で短納期出荷ができる当社の強みだと考えています。当社は短納期の追求にこだわりがあり、MouseProでは最短2営業日のモデルも提供しています」(金子氏)

 また、表面上のニーズは「短納期」であっても、企業によって課題は異なる。「いつまでに○台のPCを納品してくれ」と言われた背後にある、「本当は何を実現したいのか」「どんな課題を解決したいのか」に耳を傾け、顧客の課題解決に一緒に取り組む姿勢を重視している。

 社内の横の連携も大きな強みだ。同社には「24時間ルール」があり、営業経由で届いた顧客からの質問に、24時間以内に開発部門が回答する決まりになっている。例えば「こういう用途で使いたいのでこういうスペックのPCが欲しい」という顧客の要望を満たすPCなのか、そのアプリケーションはこのスペックで実際に動くのか、開発部門が回答する。「スピード感を重視して製販一体で課題解決に取り組んでいる点が、お客さまに支持されている要因の一つだと感じている」と岩崎氏は語る。

 製販一体による地道な信頼獲得とTVCMによる認知拡大で、販社との取引も増加。以前は直販の割合が圧倒的だったが、現在は販社を利用する顧客の割合が過半数を占めるようになった。地域の中小企業と濃密な信頼関係を築く地場の販社も多く、「地方では販社から導入する傾向が高い」と金子氏は明かす。

 そこでマウスコンピューターは、法人営業部を大手販売店に対応する部門と地場販売店に対応する部門の2つに分け、後者でも顧客、販社、マウスコンピューターの3社間で対応できるようにしている。18年にはプレミアムパートナー制度を開始し、パートナーに仕切り率の改善やマシンの組み立て講習会など、手厚いサポートを提供する。

 「こうした取り組みによって、パートナーの数は当初の2倍以上に拡大しました。販社と二人三脚で顧客の課題を拾い上げて事業規模を問わず全国の企業の声を製品やサービスの改善に生かせる仕組みが構築されているのも、当社の強みだと考えています」(金子氏)

Windows PCの初期セットアップの自動化支援を開始

 こうした姿勢で長く法人事業を続けていると、共通する「PC導入時の困り事」が見えてくる。そこで、マウスコンピューターは導入時の課題を解決する8つの「導入支援サービス」を提供している。

 最も多いのは、「このモデルで本当に大丈夫だろうか」という不安だ。スペック表で問題はなかったとしても、「アプリケーションが正常に動作するかどうか」「自社アプリとの相性はどうか」といった不安から、目的を本当に満たせるのか試用したいというニーズは多い。

 その解決策として特に好評なのが、評価用サンプル製品の貸し出しサービスだ。20台以上購入予定であれば2週間、買い取りの場合以外は基本無料で評価用サンプル機を借りることができる。

 意外と盲点なのが、デスク環境との相性だ。実際に設置してみるとインタフェースの隙間が足りず、ケーブルが干渉して使えないこともある。「このような背景から、特に多くの台数を導入するケースでは、まずは社内で評価したいという声がある」と金子氏は明かす。

 近年は導入方法のトレンドも変わってきている。従来は情シス部門が最初の1台となるPCのマスターイメージを設定し、それをマウスコンピューターが導入台数分コピー。それを情シスが確認し、各従業員に設定済みの新しいPCを配布する……という手法だった。

 ところが、コロナ禍でハイブリッドワークが定着して以降、IT機器の運用・管理に関する要望が変化した。従業員が自宅で働いている場合、会社で全ての設定を完了させて配布するのは時間的なコストがかかる。従業員に出社してもらって手渡しするのも、在宅勤務のメリットを生かせず本末転倒だ。従来の導入方法は、コロナ禍以降の働き方にそぐわなくなってきた。

働き方が大きく変化した今、PC導入時の現場の負荷軽減はますます重要になっていると語る岩崎氏

 そのため、近年はクラウドベースのモダンな管理手法に移っている。そこで、導入支援サービスで新たに23年9月から始めたのが「Autopilot ID登録代行サービス」だ。

 これを使えば、IT管理者がクラウドで必要な項目を設定するだけで済む。従業員はマウスコンピューターから直接届いたPCを起動し、IT管理者が割り当てたAzure ADアカウントでサインインすればクラウド経由で自動的にセットアップが完了する。部門や従業員ごとにアプリケーションや設定をカスタマイズしたり、PCごとに設定を変えたりすることも可能だ。

 「モダンな管理手法ではマスターイメージを作成する必要が無く、複数の機種にも対応できるためキッティングにかかる工数を大幅に削減できます」(岩崎氏)

 クラウドベースでのキッティングはモダンな手法のため、「うちはまだまだ従来の導入方法でいい」と考える中小企業もあるだろう。もちろん、そういったニーズに応えるサービスも用意されている。納品するPCに搭載されている有線LAN、無線LANのMACアドレスを抽出し、そのリストを提供する「MACアドレス提供サービス」やマスターイメージのコピーサービスも引き続き提供していく。

 「中小企業は特にそうですが、専任のIT管理者がいない企業がたくさんあります。本来であれば、マスターイメージコピーサービスではお客さまにマスターを作っていただく必要があります。しかし、ある中小企業でIT管理者がいないためマスターを作るのが大変なことが分かりました。そこで、私たちがイメージを作るところまでサポートし、スムーズに導入できたという事例もあります」(岩崎氏)

 他にも、支給ラベルの作成やラベル貼り付けといったアナログな支援など、導入支援サービスの内容は多岐にわたる。「顧客の声を拾う」のが国内製造、国内サポートを行うマウスコンピューターの強みだ。導入時の悩みがあれば、まずは遠慮せず相談してみるとよいだろう。

デジタル化を加速させ、日本企業に活力を

 マウスコンピューターが歩んだ30年は、PCによって世界の全てが変わった30年でもあった。金子氏は今後の30年も「中小企業のデジタル化を加速させ、日本企業に活力を与えたい」と目を輝かせる。

 「お客さまが抱える問題やニーズは多種多様です。だからこそ、一社一社誠実に向き合い、二人三脚で成長を共にしていきたいと考えています。当社は営業だけでなく開発やサポートが現場に訪問してトラブルを解決することを得意とする会社です。非常にフットワークが軽く、お客さまとの距離が近いので、お悩み事や要望があるならどんなことでも言っていただきたいと思っています」(金子氏)

 一方、開発部の使命として岩崎氏が挙げたのが、「一般向け、法人向けを問わず、最新のテクノロジーをいち早くお客さまに届ける」ことだ。そのためには、開発スピードの速さはもちろん、海外のパートナーといかに良い関係を築けるかが重要となる。半導体不足のような問題が起きたときでも、強固なパートナーシップを築いていれば優先して納入してもらえるため、いち早くユーザーに届けられるからだ。

 「社内の連携も非常に強く、何かあるとすぐに部門間を越えて集まって対応に当たります。マウスコンピューターならではのフットワークの軽さをぜひ頼りにしてください」(岩崎氏)

困りごとがあれば気軽に相談してほしいと話す金子氏と岩崎氏

 企業ごとの困り事に寄り添い、幅広いBTOメニューと手厚いサポートで中堅・中小企業から高い支持を得てきたマウスコンピューター。開発・製造からサポートまで一貫して国内にこだわり、企業の課題解決にフォーカスしてきた。

 マウスコンピューターのスピード感を大事にする姿勢や、「日本を元気にしたい」という志に共感する企業は、マウスコンピューターを選択肢の一つにしてみてはいかがだろうか。マウスコンピューターのPCと導入支援サービスがビジネスの成長に一役買うことは間違いない。

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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2023年12月11日

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