「まねできないビジネスを、エンジニアの力で」 テック投資で変わるラクスルだから得られるエンジニアの成長機会

» 2024年02月16日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR

 いわゆるレガシーな業界を対象にしたサービスを展開して成長を続けるラクスル。事業開発に強いイメージがあるが、グループの約3分の1をエンジニアが占めるなどテクノロジードリブンな組織でもあることはあまり知られていない。

 本記事では、2023年8月に代表取締役社長CEOに就任した同社の永見世央氏とCPO(Chief Product Officer)を務める水島壮太氏へのインタビューを通して、同社のカルチャーやさらなる成長への意気込みを紹介する。

「エンジニアリングマインド」を持つメンバーが集まり、活躍

――ラクスルは印刷や集客支援のプラットフォーム「ラクスル」を筆頭に、複数の産業領域で事業を展開しています。あらためて、根底にあるコンセプトや組織文化についてお聞かせください。

photo ラクスル 代表取締役社長 CEO 永見世央(ながみ・よう)氏

永見氏: 「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という企業ビジョンのもと、デジタル化が進んでいない伝統的な産業をテクノロジーで変革するというコンセプトを持って印刷や広告などの業界でサービスを展開しています。

 中でも、創業当初から現在にかけて主力としている事業が、自社で工場を持たずに全国にある提携印刷会社の非稼働時間を活用し、高品質な印刷物を低単価で提供する仕組みを開発した「ラクスル」です。印刷会社と顧客をつなぐプラットフォームを構築して顧客の需要を集め、さらにサプライヤーとのつなぎ込みを行うといった「サプライチェーンマネジメント」がポイントと言えます。

photo ラクスル 上級執行役員 CPO 水島壮太(みずしま・そうた)氏

水島氏: ラクスルのビジネスは「非効率な仕組みを効率化する」ことがテーマです。私がラクスルに入社したきっかけでもありますし、これはエンジニアにとってかなり好きなテーマではないでしょうか。

 というのも、エンジニアには「非効率」「無駄」を嫌う人が多いんですよね。ラクスルは印刷や広告を扱う事業を展開しているためイメージしづらいかもしれませんが、非常にエンジニアらしい文化と組織を持っている企業だと言えます。

永見氏: 私もそう思います。企業ビジョンもそうですし、行動規範において仕組みを作ることや解像度を高めて一次情報を取りに行くことを重要視しています。職種としてのエンジニアだけでなく、ロジカルに考えて仕組みを作る「エンジニアリングマインド」を持った人材が多く在籍し、活躍している企業と言えますね。

M&Aや海外展開にも注力 エンジニアの活躍機会が拡大

――23年8月に、創業者の松本恭攝さんに代わって永見さんが代表に就任されました。背景や経営体制の変更に当たっての意気込みについて、ぜひお聞かせください。

永見氏: 「経営体制の変更」と聞くと大仰なイメージもありますが、あくまで役割変更に近いものと認識しています。

 これから当社がもっと成長するためには、従来の強みであった「自社でゼロから立ち上げる内製の事業開発」だけでなく、M&Aなど外部を巻き込んだ戦略も必要です。そこで、私が金融と投資のバックグラウンドを持っていることからバトンを受け取りました。松本は新規事業として立ち上げたグループ会社「ジョーシス」のグローバル展開などにリソースを割く形で役割分担しています。

 新たな体制では「BtoB受発注の仕組みを変えていく」という基本コンセプトを維持しつつ、よりグループ全体のシナジーを生かした事業開発に取り組もうと考えています。これまでは個別の事業単位を独立させて成長させることが多かったのですが、横断的な視点で事業に取り組んでいきます。

 M&Aでは、既存の領域を中心に新たなサービスを増やすという狙いがあります。直近では、段ボールなど梱包(こんぽう)材専門のECサイトを運営するダンボールワンの合併や、「ハンコヤドットコム」を運営するAmidAホールディングスの完全子会社化を進めました。

水島氏: これまでは“クイック&ダーティー”にスピード感を持って事業開発に取り組む「ゼロイチ」の動きが多かったと考えています。新体制では、外部を巻き込んだラクスルのエコシステムを作る、いうなればプラットフォームエンジニアリングへの注力も増えるのだと認識しています。

 エンジニアにとっては外部から学ぶ機会も増えるでしょうし、社会的にインパクトのある取り組みを加速させていくことを非常に楽しみと捉えているメンバーも多いですね。

永見氏: そうですね。経営目線でソフトウェアを開発するチャンスも増えますし、キャリアアップや実績を積みたいエンジニアには非常に価値のある環境だと考えています。

水島氏: 永見さんは海外事業にも積極的ですよね。ラクスルはベトナムに開発拠点も持っています。これから国内だけで開発することはどんどん減っていくと思いますし、グローバルに活躍したいと考えている方にとっても適した環境ではないでしょうか。

テック投資を加速、基盤整備と攻めの研究開発

――海外展開もそうですが、テック投資に積極的なのも印象的です。

永見氏: 手前みそではありますが、積極的な投資ができる前提として、まずは利益をしっかり出せていることが必要です。その意味で、ラクスルが安定した開発環境を提供できることは強調させてください。

 その上で、研究開発では「攻め」も重要ですが、基盤を作ることや常にリファクタリングしていくことも大事です。ソフトウェア開発そのものの基盤を整え、ストレスなく開発できる環境を経営層自らコミットしながら進めていく考えを持っています。

水島氏: 先ほどもお話ししましたが、これまではクイック&ダーティーに事業に取り組んできました。今後は、これから増えていくであろう数多くの事業を束ねる横串の基盤が必要だと感じています。事業の立ち上げに3カ月かかっていたのであれば、それを1カ月に短縮する。あるいは同じ3カ月でも、スタートラインから基盤がそろっている。そうした体制を構築したいですね。

永見氏: 米国のテック企業、特にGAFAは内製が強いというイメージを抱きがちですが、買収も頻繁に行っています。テック企業としてさらに成長するには買収や統合したものをいかに結び付けられるかがポイントです。先ほどの水島さんの言葉を借りるなら、プラットフォームエンジニアリングですよね。束ねるだけでなく、いかに「幹」にできるかを念頭に置いて、投資を強化します。

 その他、今後のテックトレンドでは生成AIが分かりやすいテーマです。社内の生産性を高めながら、ユーザーやサプライヤーに対するUI/UXの改善にも取り組んでいければと思います。

水島氏: 生成AIに限らず、AIは広範囲にわたって必要不可欠なテーマですよね。当社の主力領域であるBtoBは、人が介在することを前提に設計されている業務が多くあります。そのため少しテコ入れをしただけでは、放っておくといつの間にか人が介在する状態に逆戻りしてしまう――そうした状態を絶対に許さずに、AIによって生産性を向上させることが重要です。それを“オールラクスル”として「面」で取り組んでいくための投資をしていきたいですね。

失敗を許容し、簡単にはまねできないサービスを

――事業開発に強いイメージのあるラクスルですが、グループ全体で見るとエンジニアが3分の1を占めると伺いました。どのようなエンジニア文化が根付いていますか。

水島氏: 数多くの企業でエンジニア組織を見てきましたが、ラクスルのエンジニアはビジネスへの解像度が高く、コミュニケーションも活発だと感じます。コーディングよりも議論している時間の方が長いくらいかもしれません。ビジネスサイドとエンジニアサイドが信頼し合っているので、これまでも非常に高い成功率で事業を伸ばせたのではないかと考えています。

 一方で、エンジニアがビジネスサイドに寄り過ぎることもあり、目先で成功率の高いものに流れることも少なくありませんでした。裏を返すと、まねされやすいものに取り組みがちだったのです。

 今後は、成功率こそ高くないかもしれないが簡単にはまねできないようなものに失敗を許容しながら取り組んでいきたいですね。AIによってこれまで人間がやっていたことが置き換わる時代でもあるので、単にコーディングするだけではなくこれまで以上にアーキテクチャを考える組織になっていければと思います。

――最後に、今後に向けた意気込みについてお聞かせください。

永見氏: 米国などではテック企業が非常に数多くのサービスをローンチしているという印象があります。ただ、社会に普及して多くの人が使い続けるものは限られているでしょう。今後人口減が進む日本でも、同様にサービスの選択と集中が進んでいくと考えています。

 その中で選ばれるサービスとして、付加価値の高いものを提供する。加えて、利用者の生産性を向上させていく社会的に意義のある取り組みを、BtoB領域でチャレンジし続けていきたいと考えています。

水島氏: BtoCでは海外の“黒船”が数多く押し寄せるという印象がありますが、BtoBは意外にホワイトスペースで、国内テックが頑張るべき領域と言えます。強い使命感を持って取り組む人も多いですし、現在のラクスルは横串の機能を立ち上げているフェーズのため、そのようなタイミングに立ち会えることや、複雑な仕組みを構築していく事業内容に魅力を感じてジョインする、国内スタートアップや上場企業のCTO経験者も増えています。LINEとヤフーが統合してBtoC業界に大きな衝撃を与えたように、ラクスルもBtoBのメガテックとして大手企業でもできないようなモダンで大きな挑戦を続け、世の中に存在感を示していければと思います。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:ラクスル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2024年3月5日