インボイス制度の導入で「Peppol(ペポル)」に注目が集まっています。そもそもPeppolとはどのような仕組みで、どんなメリットがあるのでしょうか。本記事では、Peppolについて知っておくべき基本知識を解説します。
インボイス制度が導入され、「Peppol(ペポル)」という用語をよく耳にするようになりました。Peppolとは、請求書などの電子文書をネットワーク上でやりとりする際に利用されている国際的な標準仕様です。
Peppolに対応した電子インボイス取引を扱うことで、経理業務の効率化が図れる他、海外企業との取引をスムーズに進められるなどのメリットがあるとされています。
本記事では、Peppolについて知っておくべき“今さら聞けない”基本知識をまとめるとともに、Peppolに対応することでどのようなメリットがあるのか、対応するためには何が必要なのかを解説します。
Peppol(Pan European Public Procurement Online)は、ネットワーク上で電子文書をやりとりする際のグローバル標準仕様です。「文書仕様」「ネットワーク」「運用ルール」についての規格となっており、国際的な非営利組織の「OpenPeppol」が管理をしています。
その名の通り、もともとは欧州の公共物資調達を効率化するための仕様でした。その後、B2Bの企業間取引でも利用が進み、現在では欧州だけでなくオーストラリアやシンガポールなど、多くの国で使用されています。
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