AIは人材不足の解決策になり得るか IBMが考える業務のあるべき姿業務効率化の限界を超える

人材不足の解決策としてAI技術への期待が高まっている。「AIアシスタント」が業務プロセスを自動処理し、次のアクションを提案してくれるような未来はすぐそこまで来ている。熟練者がタスクに忙殺される状態を抜本的に解決する秘策は。

» 2024年06月11日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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 人手不足問題は深刻さを増している。「熟練者の退職を見据えて、技術やノウハウを継承したくても、人材を育成する余裕がない」「育成対象となる新人も、熟練者が忙しいために質問ができず、作業が進まない」「複数の業務システムを使いこなす必要があるなど、業務が複雑化、高度化している」など、さまざまな課題が絡みあっている。折からの採用難もあり、もはや「人を増やして解決する」という手段も選べない。より抜本的な解決策を求め、経営者は苦慮している。

 この状況を改善する上で着目したいポイントが「標準化しきれない業務」の存在だ。AI技術の進歩と普及によって、既存システムではカバーしきれなかった非定型業務の効率化が可能になる、と期待が集まっている。では、AI技術はどのように業務の在り方を変え、人手不足と“知の継承”を解決していくのだろうか。

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