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IT管理者の負荷を軽減 働き方改革を支援するDell Technologies ユニファイド ワークスペース

働き方改革が声高に叫ばれるなか、企業は生産性向上や業務効率化に向けた投資を加速させている。こうした変化に対して、デルはどのようなソリューションを提供しているのだろうか。同社クライアント・ソリューションズ統括本部の各担当者に話を聞いた。

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 働き方改革が声高に叫ばれるなか、企業は生産性向上や業務効率化に向けた投資を加速させている。特に時間や場所の制約に縛られないモバイルワーク、テレワークが一般的になりつつある現在、法人向けPCに求められる条件も変わりつつある。

 こうした時代の変化、ニーズの変化をデルはどのように考え、どのような製品やソリューションを提供しているのだろうか。同社クライアント・ソリューションズ統括本部の各担当者に話を聞いた。


「Wyse ThinOS」を搭載したデルのシンクライアント端末

クラウド時代のニーズに適したデバイスとソリューション

―― デルの法人向けPC戦略の概要について教えてください。


竹内裕治氏(クライアント・ソリューションズ統括本部クライアント製品本部コンサルタント)

竹内 今の世の中は、モバイル、クラウドの時代です。クラウドにITのリソースが存在していて、そこに対してさまざまな場所からアクセスして利用するスタイルが浸透し、これに適したデバイス、環境整備が求められています。

 当社では、Latitude(Windows 10)、Latitude Chrome Enterprise(Chrome OS)、Wyseシンクライアントと、3種類のクライアントデバイスを用意し、利用環境の違いに合わせて選べるようにしています。

―― それぞれのメリットを教えてください。

竹内 OSのシェアとしてはWindowsが圧倒的です。オンラインでもオフラインでも使える柔軟性があり、Microsoft Officeというビジネスの定番アプリケーションが使えます。基本的にオンライン前提のChromebookは、OSをアップデートする負担が少なく、管理のしやすさがポイントです。最近のSaaSトレンドやGoogleのG.Suitesが用意されたことで使いやすくなっており、選択肢として浮上しています。一方、OSレベルから仮想化するシンクライアントは、ローカルにデータを残さないので、より強固なセキュリティを確保できることが大きなメリットです。

―― 働く環境や業務内容によって適切なものが選べるということですね。

竹内 一方で、スマートフォンやタブレットも含めて、デバイスが多様化することによって管理が複雑化している面も課題の1つです。グループ会社を総称するDell Technologiesでは、そうした多様化するデバイスを仮想化して一元的に管理し、エンドポイントのセキュリティを確保する「Workspace ONE」を提供しています。クライアントの導入からセキュリティ確保、管理、サポートまでを「Dell Technologies ユニファイドワークスペース」というソリューションとしてご提供できるのも当社の強みです。


Dell Technologiesは、デバイス管理やセキュリティなどを含めたトータルソリューションのユニファイドワークスペースを提供している

わずか約30MB、被害例なしの極めてセキュアな独自OS

―― Wyseシンクライアントについてお伺いします。シンクライアントのメリットは何でしょう?


鈴木真氏(クライアント・ソリューションズ統括本部ビジネスディベロップメント事業部アウトサイドスペシャリスト部長)

鈴木 近年、シンクライアントの需要は堅調に伸びています。導入の動機としては、セキュリティ対策、働き方改革、運用管理の効率化などが上位です。

 具体的には、テレワークの導入を検討する企業からシンクライアントが注目されています。オリンピック開催や災害に伴う交通網の混乱などに備えて、テレワークを導入したいという企業が増えています。OS/アプリケーションを仮想化して利用するシンクライアントは、テレワークの重要課題であるセキュリティ確保において大きな強みがあります。

―― デルはWindows 10 IoT EnterpriseやLinuxの他に「Wyse ThinOS」という独自OSを用意されていますが、こちらの特徴を教えてください。

鈴木 Wyse ThinOSは、VDI(デスクトップ/アプリケーション仮想化)に特化し、API非公開で開発した独自OSです。脆弱性の発見が極めて困難で、20年ほどの運用でこれまでセキュリティ被害を受けたことはありません。

―― 1回もないというのは驚きです。

鈴木 加えて、ゼロコンフィギュレーション機能も大きな魅力です。Wyse ThinOSは、シンプルな設定ファイルで全ての機能を定義でき、OSイメージも約30MBと軽量です。管理者が設定ファイルやOSイメージをサーバにアップロードしておけば端末起動時にプル型でイメージをダウンロードして自動反映させることが可能です。ネットワークへの負荷も軽く、テレワーカーは常に最新のセキュアな環境で端末を利用することができます。

―― 管理者の手間は激減しますね。

鈴木 はい、導入時のキッティング工程も不要なため、保守交換や増設時の工数も大幅に削減することができます。ユーザーが使うのは仮想的なWindows環境ですが、WaaS(Windows as a Service)に伴うアップデートも個別に行う必要がないため、メンテナンスコストも大幅に削減できます。遠隔地から管理コンソールで使用アプリや稼働状況が把握できるため、労務管理も容易にできますので、テレワークとの相性は抜群といえます。


ゼロコンフィギュレーション機能により、管理コストを大幅に削減できる

環境に合わせて多様な選択肢を用意、LTEモデルも多数

―― ハードウェアについてお伺いします。Latitudeシリーズのセールスポイントをお願いします。

飯塚 昨今の多様な働き方を意識し、2-in-1 PCも含めてさまざまなバリエーションを取りそろえています。デルの法人向けノートPCは、Windowsが13モデル、Chrome OSで2モデル。コンフィギュレーションの自由度の高さも特徴で、Core i7に大容量メモリ、大容量ストレージを搭載したハイスペック構成なども選択していただけます。

―― Chrome OS搭載モデルでも自由な構成が可能なのですね。


飯塚祐一氏(クライアント・ソリューションズ統括本部フィールドマーケティングマネジャー)

飯塚 クラウドでの利用が前提ということを考えると、かなりハイスペックではありますが、お客さまの選択肢として用意しています。また、Windowsの1モデルをのぞいて全てLTEを選択できるのもポイントです。Wi-Fi環境の有無に関わらず、いつでもどこでも使うことができます。

 また、モバイルPCに欠かせない要素として力を入れているのが、堅牢性や耐久性です。持ち運びをすれば衝撃や振動にさらされる機会は多くなりますし、メインマシンとして使っていく前提なので、開閉ヒンジやボタン、キーボードなどの耐久性も重要です。Latitudeシリーズは、米国防総省の調達基準である「MIL-STD-810G」に準拠した試験をクリアしています。MILには多数の試験があり、そのうちいくつかをクリアしていれば「MILスペック準拠」と表現できます。しかし、デルでは実際に現場で使うユーザーを想定したテストを行っています。その結果、最大17項目のテストをクリアしており、胸を張って業界最高レベルの堅牢性を担保しているといえるでしょう。

―― 働き方改革を促進する企業にお勧めするPCを1台挙げるとすればどれですか?

飯塚 お客さまの環境もさまざまですので一口で言うのは難しいですが、あえて挙げるとすれば「Latitude 3301」でしょうか。スタンダードなモバイルPCですが、重量約1.17kg前後(構成によって異なる)の持ち運びに適した軽量ボディーに、45Whrの大容量バッテリーを搭載し、最大約11時間45分(45Whrバッテリー搭載時)のバッテリー駆動が可能です。

 また、ディスプレイ出力が可能なUSB 3.1 Gen2 Type-Cポートをはじめ、インタフェースも豊富で、LTEも選択いただけます。Windows Hello対応指紋センサーやWebカメラを搭載でき、モバイルワークやテレワークとの相性がとても良い製品だと思います。


Latitude G10シリーズのラインアップ。1モデルを除き、全てLTE機能を搭載できる

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