ソニー、光学10倍レンズ&大型液晶搭載のサイバーショット「DSC-H10」
高倍率レンズを搭載したサイバーショット「H」に新製品の「DSC-H10」が登場。コンパクトなボディに光学10倍ズームレンズと大型液晶を搭載した。
ソニーは3月5日、コンパクトデジタルカメラ“サイバーショット”「DSC-H10」を4月11日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。
「DSC-H3」や「DSC-H7」と同様、高倍率ズームレンズを搭載した「H」シリーズの新製品。搭載するレンズは光学10倍のカール ツァイス「バリオ・テッサー」で、35ミリ換算の焦点距離は38〜380ミリ。デジタルズーム「HDスマートズーム」を併用することで、最大約51倍(35ミリ換算1938ミリ)までの望遠撮影が行える。
撮像素子は有効810万画素 1/2.5型Super HAD CCDで、画像処理エンジンには「BIONZ」を組み合わせる。顔認識機能「顔キメ」も備えており、人物の顔をカメラが自動検出し、AF/AE/ホワイトバランスなどを自動調整する。検出した顔は自動で追尾されるほか、フラッシュ利用時の赤目軽減も自動的に行われる。
背面液晶は認識性に優れる「クリアフォト液晶プラス」で、サイズは3型。光学式手ブレ補正機能を備えるほか、ISO3200の高感度撮影も行える。なお、光学式手ブレ補正機能はシャッターボタン半押し時にシフトレンズが動き出す「撮影時モード」と、常にシフトレンズが動く「常時モード」の2つを選択できる。
撮影モードには、動体予測機能を備えた「アドバンストスポーツ撮影モード」を搭載しており、このモードの利用時にはこちらへ走ってくる人物といった、前後に動く被写体へも正確にピントをあわせることが可能となっている。そのほかの撮影モードには、「高感度」「夜景」「夜景&人物」「ソフトスナップ」「風景」「スノー」「ビーチ」「打ち上げ花火」が用意されている。
本体サイズは106(幅)×68.5(高さ)×48.9(奥行き)ミリ、約265グラム(本体のみ)。付属バッテリー「NP-BG1」の利用で約310枚の撮影が行える(CIPA基準)。
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