ズーム倍率アップ、使いやすさ高めたサイバーショット「DSC-W120」
ソニーが“サイバーショット”「DSC-W120」を発売。既存モデルのボディデザインを踏襲しながらズーム倍率はアップし、大人と子どもを自動判別する新「スマイルシャッター」も搭載。
ソニーは2月18日、デジタルカメラ“サイバーショット”の新製品「DSC-W120」を3月7日より販売開始すると発表した。価格はオープンで実売想定価格は2万8000円前後。
エントリーユーザーを対象とした「W」シリーズでは初めて光学式手ブレ補正機能を搭載した「DSC-W80」の後継となる製品で、ズームレンズが光学3倍(35ミリ換算で35〜105ミリ)から4倍(32〜128ミリ)に強化された。
笑顔を認識してシャッターを切る「スマイルシャッター」をシリーズ初搭載するほか、被写体の大人/子どもを自動判別し、いずれかの笑顔を優先して撮影することも可能となっている。シャッターの切れる検知感度を3段階に調整可能で、「高」とすればほほ笑み程度の自然な笑顔でもシャッターが切れる。
顔検出機能「顔キメ」も引き続き搭載。最大8人までを同時検出し、ピントや明るさ、ホワイトバランス、フラッシュ光量などを自動調整する。スマイルシャッターと同じく大人と子どもの判別が可能なので、優先したい被写体を事前に設定すれば、撮影したい被写体をより正確に撮すことができる。
撮像素子は1/2.5型720万画素のSuper HAD CCDで、画像処理エンジンには「BIONZ」を組み合わせる。光学式手ブレ補正機能を備えるほか、ISO3200までの高感度撮影が可能だ。初心者でも操作に迷わない「かんたん撮影モード」を用意しており、このモードでは液晶画面の文字サイズが大きくなるほか、画像サイズ/フラッシュ/セルフタイマー以外の設定が行えなくなる。
ボディデザインは既存モデルと変わらず、光学ファインダーも用意。カラーはブルー/ピンク/シルバー/ブラックの4色となっている。サイズは88.2(幅)×57.2(高さ)×22.9(厚さ)ミリ、約123グラム(本体のみ)。撮影可能枚数は約350枚(CIPA基準)。
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