キヤノンから「15-85」「18-135」の新EF-Sレンズ
キヤノンが交換レンズ“EF-S”シリーズの新製品、「EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM」「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS」を発売する。
キヤノンは9月1日、APS-Cサイズセンサーを搭載したEOS DIGITAL用交換レンズ“EF-S”シリーズの新製品、「EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM」と「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS」を10月上旬より販売開始すると発表した。価格はEF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USMが10万5000円、EF-S18-135mm F3.5-5.6 ISが6万5000円。
EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USMは35ミリ換算24〜136ミリ相当の焦点距離をカバーする約5.7倍の標準ズームレンズ。シャッタースピード約4段分の手ブレ補正機能をそなえ、同時発表された「EOS 7D」に最適なレンズとして開発された。UDレンズ1枚にガラスモールド非球面レンズ2枚、レプリカ非球面レンズを1枚搭載した12群17枚構成で、フィルター径は72ミリ。USM(超音波モーター)の搭載によってスピーディーなAFも可能としている。
EF-S18-135mm F3.5-5.6 ISは35ミリ換算29〜216ミリ相当の焦点距離をカバーする約7.5倍のズームレンズ。EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USMと同じくシャッタースピード約4段分の補正が可能な手ブレ補正機構を備えており、レンズ構成はUDレンズとガラスモールド非球面レンズを各1枚ずつ備えた12群16枚構成。絞り羽根は6枚で、フィルター径は67ミリ。AF駆動方式はDCモーターによるギア駆動となっている。
関連記事
- キヤノン、“APS-Cの最高峰”ハイアマ向けデジ一眼「EOS 7D」
キヤノンが“APS-Cの最高峰”をうたう、ハイアマチュア向けデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D」を発売する。 - 「EOS 5D MarkII」 動画撮影時にマニュアル露出が可能に
キヤノンがデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D MarkII」用の最新ファームウェアを6月上旬よりダウンロード提供開始。適用により、動画撮影時にマニュアル露出が可能になる。 - キヤノン、フルHD動画対応の35ミリフルサイズ機「EOS 5D MarkII」
キヤノンが有効2110万 35ミリフルサイズCMOSセンサー搭載のデジタル一眼レフ「EOS 5D MarkII」を発表。フルHDでの動画撮影も行える。 - レビュー:有効1510万画素を搭載した多機能な中級機――キヤノン「EOS 50D」
キヤノン「EOS 50D」は、昨年発売されたEOS 40Dの上位製品となるミドルクラスのデジタル一眼レフ。CMOSセンサーの高画素化と処理エンジンの改良を図ったほか、機能や操作性をブラッシュアップしている。 - DIGIC 4搭載の新ミドルクラス「EOS 50D」
キヤノンがハイアマチュア向けデジタル一眼レフ「EOS 50D」を発売。新開発の15メガCMOSと画像処理エンジン「DIGIC 4」を搭載する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.