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第127回 デジカメと持ち方の関係今日から始めるデジカメ撮影術(2/4 ページ)

今回は、基本に立ち返ってカメラの持ち方構え方について。最近のデジカメは手ブレ補正機構が付いているが、しっかりした構えができてないと、曇ったり、太陽が傾いてくるととたんに手ブレが増えてくるものなのだ。

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 次は縦位置。通常のグリップから移行しやすいのは右手を上にする持ち方だ。

 左手をそのままにして右手を上にするだけでいい。これだと右手のヒジが浮くが、そこは左手でカバー。逆に右手を下にすると両肘がぐっと締まるが、右手首がかなり窮屈になる。

 そんなときは、グリップを持ち替えて親指でシャッターを押すのもいい。その方が右手は楽だ。

 ファインダーをのぞきながらの撮影にはひとつ欠点がある。それは「目の高さでつい撮っちゃうこと」だ。写真を撮るときの高さって結構重要で、同じモノでも立ったときの目の高さ、しゃがんだときの目の高さ、はいつくばったときの目の高さで見える世界が変わってくる。

 だから棒立ちにならずに、少しかがんでみる、しゃがんでみる、椅子に座ってみるなど足腰を駆使して高さを変えてみよう。そうやって撮ってると、写真って体力を使うなと実感できる。


立ったままの目の高さで撮影

しゃがんだときの目の高さで撮影

地面から10センチくらいのローアングルで撮影

 同じ風景でも見え方が全然違う。

 ちなみに3枚目の写真はこんな風に持って撮った。実はファインダーは見てないのだ。

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