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第127回 デジカメと持ち方の関係今日から始めるデジカメ撮影術(4/4 ページ)

今回は、基本に立ち返ってカメラの持ち方構え方について。最近のデジカメは手ブレ補正機構が付いているが、しっかりした構えができてないと、曇ったり、太陽が傾いてくるととたんに手ブレが増えてくるものなのだ。

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コンパクトデジカメ編

 最後はコンパクトデジカメ編。これについてはもうどう持ってもOKって感じになってきた。

 あまりにこう持つ人ばかりになっているからだ。

 親指と人差し指で上下からカメラをはさみ、腕を前に伸ばして撮る。悪い持ち方の典型なのだが、ざっと見渡す限り半分以上の人がこう持ってるので、こういう持ち方を想定したデザインのデジカメすらあるほど。こう持つと構えた状態でズーミングはしにくいし、落としやすいし、片手での撮影はできないしで大変だと思うのだけど。

 できれば右手はこんな風に人差し指なしでカメラをちゃんとグリップし、人差し指はシャッターボタンとズームレバー(ズームレバーがここにあるカメラの場合)専用にするのがいい。こう持つとヒジは自動的に下がるので、あとは二の腕を身体につけるようにすれば安定する。

 背面は親指を液晶モニタの右に当てる感じで。タッチパネルのデジカメだと背面が全部液晶なので親指に置き場所に困るかもしれないが、そこは指がモニタにかかっても問題なしということで。

 縦位置はこんな感じでカメラを左手で下からささえる感じ、あるいは逆に右手を下にして親指でシャッターを押すのもいい。

 なお、ストロボを使って撮影するときは、発光部がレンズより上にくるように持つのが基本。だから上の例はストロボの位置が異なるカメラを使ってみた。レンズより下から光ると不自然な当たり方をしちゃうからだ。

 で、コンパクトデジカメなんだからもっと気軽に適当に撮ってみよう、ってことで片手撮り。

 右手でしっかりグリップすればこんな風に楽してローアングルの縦位置撮影ができる。ちょっと手を伸ばせば真上からだって撮れる。

 真上から撮ってみるのもなかなか楽しいもんだ。

 いざとなったら、こんな撮り方も。


片手ローアングル猫撮りわざ

室内などブレそうなときはその辺にヒジをついて固定しちゃう

 要するに右手の持ち方がしっかりしてれば、あとは応用で好きな撮り方をしてOKということだ。

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