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第128回 ランチとおいしさと温かさの関係今日から始めるデジカメ撮影術(1/3 ページ)

デジカメを持った人がよく撮る被写体といえば、やはり「ごはん」。アングルやホワイトバランスをちょっと変えるだけで、グッとおいしそうに撮れるものだ。

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 デジカメを持った人がよく撮る被写体といえば、人、風景、ペット……などがあるけれども、忘れてはいけないのが「ごはん」。わたしの知る限り、ランチを食べに行くと結構多くの人が撮ってる。ケータイで撮ったりデジカメで撮ったり。

 目的もいろいろで、食べたものを記録しておきたい人もいれば、美味しそうな食べ物をきれいに撮って残したい人もいるし、食べたものをブログやTwitterで見せるために撮る人もいる(この場合はケータイやiPhoneで撮ることが多いか)。

 小さなお店をオープンした人は、メニューに貼り付けるために撮ったりもする(これはレアな例だけど)。

 ともかく、食べるのが好きな人なら撮るのである。きっと。

ランチを撮るときの基本

 食べ物といっても幅広いので、ここでは「ランチ」ってことにしてみる。

 ランチを食べに行きました。目の前にお皿が出てきました。美味しそうです。食べる前に写真におさめとこう。

 このとき大事なのは、これはランチに限らないことだけど「自分は何を撮りたいと思ったのか」。

 食べたものを記録したいと思ったのか、出てきた料理がきれいで(おいしそうで)それを写真に残したいと思ったのか、お店の雰囲気が気に入ったのか。あるいはテーブルに料理が載っているその姿が気に入ったのか。それで話はちょっと変わってくる。

 窓際の席でいい感じだったなあと思うとこんな写真になる。

 背景にちょっと窓の外をいれて奥から光が入ってくる感じで。お皿は全部入ってなくてもいい。まったく問題ない。

 食べたものが全部分かるように撮りたいと思ったらこうなる。

 ちなみにこれはiPhone 3GSで撮った写真。プレートの上の料理がすべておさまるように撮った。

 いっそのこと真上から撮ってみるのも面白い。

 逆に、このお肉がおいしそう、と思ったら、思い切ってぐぐっと寄る。

 肉がうまそう、ってんでぐぐっと寄るのもいいが、

 寄りすぎて、生肉だけ写っても何を食べたんだか分からない。ちょっと引いて背景に鍋や野菜を入れてやると、ああ「豚しゃぶだな」と分かる。

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